12/22発売|赤ちゃんが夢中になる『もいもい おおきいボードブック』

もいもい大判ボード発売

開催日:12月22日

もいもい大判ボード発売
いつ発売なの?
2025年12月22日にディスカヴァー・トゥエンティワンから刊行されます。17.4×17.4cm・24頁の頑丈なボードブックで紙版とKindle版が購入可能、シリーズは世界累計110万部です。
どんな絵本なの?
赤ちゃんの注視パターンを元にした「赤ちゃん学絵本」で、0〜2歳向け。視覚に惹かれる図像と水や破れに強い耐久素材で、泣きやすい時にも使いやすい設計です。

あかちゃんの視線を捉える絵本――『もいもい』シリーズの成り立ちと科学的な裏付け

『もいもい』は、赤ちゃんの視覚的な興味を起点にして生まれた絵本シリーズです。監修を務める東京大学の開一夫教授による「赤ちゃん学」の知見をもとに、科学的な実験を通してあかちゃんが好む絵を抽出し、その結果を反映したコンテンツ設計がされています。

シリーズは実際の育児現場でも「泣きやむ」「夢中になる」との反応が報告され、世界累計110万部を突破しています。英文版がアメリカの経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルで、2025年2月28日に「あかちゃんのためのボードブック部門」で『過去20年で最も優れた児童書』のひとつに選出された事実もあります。こうした評価は、感覚発達に関する研究と編集デザインが結びついた成果と言えます。

あかちゃんが夢中になる!シリーズ世界累計110万部の『もいもい』におおきいボードブックが登場! 画像 2

監修と制作の連携

制作は感覚的なインスピレーションだけで進められたわけではありません。開一夫教授が率いる研究チームのデータを活用し、赤ちゃんの注視パターンや反応を元に図像や色・形の構成が検証されています。あかちゃんが視覚的に惹かれる要素を絵本に落とし込み、保護者が読み聞かせやすい表現に整理することで、実用性と科学的妥当性の両立を図っています。

このようなアプローチは「赤ちゃん学絵本」としてシリーズ全体に共通しており、教育的効果と遊びの楽しさの両立が図られています。制作過程では実験データのフィードバックが反映され、絵本の各版型に応じた調整が行われました。

あかちゃんが夢中になる!シリーズ世界累計110万部の『もいもい』におおきいボードブックが登場! 画像 3

『もいもい おおきいボードブック』──大きく、丈夫に、たくさんあそべる仕様

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、2025年12月22日に『もいもい おおきいボードブック』を刊行します。本書は著者:市原淳、監修:開一夫という組み合わせで、0歳から2歳の子どもを主対象にしたボードブックです。

本作の仕様は次の通りです。判型は17.4cm×17.4cmで、厚いボードブック仕様のため、小さな手でもめくりやすく、水や破れに強い素材が採用されています。最初に発売されたハードカバー版に近い見え方の大きさと、耐久性を兼ね備えた作りになっており、読み聞かせのしやすさも意識されています。

あかちゃんが夢中になる!シリーズ世界累計110万部の『もいもい』におおきいボードブックが登場! 画像 4

仕様と対象

以下は本書の主要仕様です。これらの数値・情報は購入や保育現場での利用を検討する際に重要となります。

タイトル
『もいもい おおきいボードブック』
著者
市原淳(著)
監修
開一夫(監修)
発売日
2025年12月22日
刊行
ディスカヴァー・トゥエンティワン(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)
仕様
単行本/24ページ、ボードブック、サイズ:17.4cm×17.4cm
ISBN
978-4799332399

素材面では水に強く破れにくい加工が施され、保護者と子どもが繰り返し手に取って遊べる耐久性を備えています。絵柄やページ構成は赤ちゃんが視覚的に注目しやすい工夫が凝らされています。

シリーズの展開と各版型の特徴

『もいもい』シリーズは、複数の版型で展開されています。用途や年齢、シーンに応じて選べるラインナップが揃っている点が特徴です。

ここではシリーズ各版のサイズや特徴を具体的に示します。各版はデザインや機能の差によって、持ち運びしやすさ、耐久性、しかけの有無などが異なります。

  • ハードカバー絵本:18.5cm×18.5cm。シリーズの最初に発売された基本形。
  • おおきいボードブック(本書):17.4cm×17.4cm。厚手で耐久性が高く、読み聞かせもしやすいサイズ。
  • 手のひらサイズのボードブック:12cm×12cm。お出かけや外出時に持ち運びやすい小型版。
  • ボードブックのしかけ絵本『もいもい どこどこ?』:15cm×15cm。しかけによる遊びの要素を追加。
  • 『へんしんもいもい』:18.5cm×18.5cm。キャラクターが変身する仕掛けを持つ展開。

これらのバリエーションにより、家の中でじっくり遊ぶ、外出先で短時間楽しむ、発達段階に合わせて遊び方を変えるといった幅広い使い方が可能です。

著者と監修者のプロフィールと関連実績

本書の著者は市原淳(いちはら・じゅん)です。愛知県出身、横浜市在住。大阪芸術大学デザイン学科を卒業後、絵本や広告、グッズ、書籍のイラストレーションを手がけています。2009年にはオリジナルキャラクター『Poppets Town』がカナダでアニメ化され、世界約100カ国で放送されるなど国際的な実績もあります。

市原氏の主な作品には『しー しずかに』(作/かかずゆみ、金の星社)、日本マクドナルドのハッピーセット向け『はいたつやさん』、世界文化社の『かけています』などがあり、絵本以外の分野でも多岐にわたる活動を行っています。2025年には『もいもい』の英語版がウォール・ストリート・ジャーナルでの評価を受けています。

監修:開一夫(ひらき・かずお)

開一夫教授は東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系の教授で、一般社団法人赤ちゃんラボ5.0の代表理事です。専門は「赤ちゃん学」で、東京大学赤ちゃんラボを運営し、乳幼児の社会的認知や発達データの利活用に関する研究を行っています。

監修実績としては『もいもい』『モイモイとキーリー』『うるしー』『もいもい どこどこ?』(いずれもディスカヴァー)のほか、乳幼児向けテレビ番組「シナぷしゅ」(テレビ東京)の監修などがあり、著書に『赤ちゃんの不思議』『日曜ピアジェ 赤ちゃん学のすすめ』(岩波書店)、『ソーシャルブレインズ:自己と他者を認知する脳』(東京大学出版会)など多数があります。

刊行情報、購入方法と記事のまとめ

『もいもい おおきいボードブック』は、2025年12月22日に株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されます。発表元のプレスリリースは2025年12月21日 08時00分に配信されています。代表取締役 社長執行役員は谷口奈緒美氏で、本社所在地は東京都千代田区です。

購入は紙書籍と電子書籍で可能です。提供されている購入先のURLは以下の通りです。Amazonや楽天ブックスの紙書籍リンク、Amazon Kindleの電子書籍リンクが案内されています。

  1. 紙書籍(Amazon): https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799332392/d21_rs_pr-22
  2. 紙書籍(楽天ブックス): https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/34ae3b9f.60213531.34ae3ba0.3421f3bd/_RTLink78327?pc=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frdt%2Fitem%2F%3Fsid%3D213310%26sno%3DISBN%3A9784799332399&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoidXJsIiwidHlwZSI6Imh5YnJpZF91cmwiLCJjb2wiOjF9
  3. 電子書籍(Amazon Kindle): https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0G4VXVXJ3/d21_rs_pr-22

以下の表は本記事で紹介した主要な情報を整理したものです。発売日、仕様、ISBN、著者・監修者、シリーズの世界累計販売数や評価などを一目で確認できます。

項目 内容
書名 『もいもい おおきいボードブック』
著者 市原淳
監修 開一夫(東京大学大学院 教授)
発売日 2025年12月22日
刊行 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様 単行本/24ページ、ボードブック、サイズ:17.4cm×17.4cm
ISBN 978-4799332399
シリーズ世界累計部数 110万部(シリーズ合計)
外部評価 ウォール・ストリート・ジャーナル選出(2025年2月28日、「過去20年で最も優れた児童書」—あかちゃんのためのボードブック部門)
購入(主なリンク) Amazon(紙)・楽天ブックス(紙)・Amazon Kindle(電子) 各リンクあり

本記事では刊行情報、仕様、シリーズの位置づけ、著者・監修者のプロフィールおよび評価を網羅してお伝えしました。耐久性の高いボードブック仕様としての特徴や、赤ちゃん学に基づく制作背景、シリーズ展開の具体的な版型と用途が整理されています。購入や利用の際の参考資料として活用いただけます。