大樹町発『PEATLAND』蒸留所完成 50樽カスクオーナー募集
ベストカレンダー編集部
2025年12月21日 11:42
PEATLAND第2期募集
開催期間:12月21日〜2月28日
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大樹町で蒸留所が完成、100%大樹町産原料を掲げる『PEATLAND』が本格始動
2025年12月21日付の発表によると、株式会社Taiki Cosmic Glen Distillery(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役 三原一馬)は、蒸留所の完成を受けてウイスキーブランド「PEATLAND(ピートランド)」のカスクオーナー第2期募集を開始しました。プレスリリースは2025年12月21日 09時00分に配信されています。
同社は蒸留所完成の写真を公表しており、写真には左からロバート・ストックウェル(アドバイザー)、山崎悠太郎(蒸留所 所長)、静谷和典(取締役、マスター・オブ・ウイスキー)が並んでいます。実業家の堀江貴文も参画しているプロジェクトであり、地域の原料を最大限に活かす取り組みが注目されています。
- 設立日:2024年9月6日
- 代表:代表取締役 三原一馬
- 住所:北海道広尾郡大樹町三条通 18 番地3
- 連絡先:メール taiki.cosmic.glen.distillery@gmail.com、電話 050-1722-8990
蒸留所の外観・設備と原料の現状
蒸留所は海辺に程近い浜大樹エリアに立地しており、海外で特注した蒸留器が搬入され、蒸留設備が完成しています。香りづけ用のストーブや、近隣で採掘される泥炭(ピート)を乾燥・利用する設備も整備されています。
写真や説明資料では、海外から輸入した樽が使用されていること、将来的には樽も大樹産へ移行する計画が示されています。これらは将来的な品質コントロールと地域資源の循環を見据えた施策です。
| 項目 | 現状・説明 |
|---|---|
| 立地 | 大樹町・浜大樹エリア(海辺にほど近い) |
| 主要設備 | 特注蒸留器、香りづけ用ストーブ、乾燥ピートの処理設備 |
| 樽 | 現状は海外輸入品を使用、将来的には大樹産樽も検討 |
カスクオーナー第2期:限定50樽のラインナップと条件
第2期募集は限定50樽のみで実施されます。第1期の反響を受け、想定より早いタイミングでの募集開始となったことが明記されています。背景には専用農場で栽培したデントコーンが本年豊作となり、原料の栽培・収穫から蒸留までを自社で一貫して行う「Farm Distillery」体制が確立されたことが挙げられます。
募集は本日(発表日)より開始され、終了は2026年2月28日(土)です。なお、予定樽数に達し次第募集は終了します。申込は指定のウェブフォームを経由します(https://forms.gle/guhSp4qjAGQAaaT9A)。
募集樽ラインナップ(合計50樽)
ラインナップは3種、合計50樽です。各樽の数量、容量、価格(税別)は以下の通りです。
| 種類 | 容量 | 本数 | 価格(税別) |
|---|---|---|---|
| バーボン樽 | 200L | 20樽 | 180万円 |
| アメリカンホワイトオーク新樽(オクタブ) | 50L | 15樽 | 90万円 |
| フレンチオーク新樽(オクタブ) | 55L | 15樽 | 90万円 |
各樽に関しては静谷和典(取締役、マスター・オブ・ウイスキー)からの解説コメントが付されています。以下に各樽の解説を掲載しますが、プレスリリースでも注記されている通り、これらのコメントは予想に基づくものであり、味わい等を保証するものではありません。
- ① バーボン樽 200L(20樽)
- Taiki Cosmic Glen Distilleryが目指す「ピーテッド・バーボンスタイル」の王道。アメリカンオーク由来のバニラ、キャラメル、ココナッツの甘みと、焚き火で焼いた林檎を思わせる香ばしさ。大樹町産デントコーンのふくよかな甘みと清涼感を伴ったピート香が重なり、長期熟成に耐えうる構成へと育つ。
- ② アメリカンホワイトオーク新樽 オクタブ 50L(15樽)
- ダイナミックなチャーオーク由来の樽感とトースト感を持つ短熟向け設計。パワフルなバニラ、ブラウンシュガー、エスプレッソのビター感にピーテッド原酒のスモーキーさがダイレクトに重なる。フルボディでコシのある質感を好む方向け。
- ③ フレンチオーク新樽 オクタブ 55L(15樽)
- フレンチオーク由来のスモークに燻されたダークチョコレート、ブラックチェリーの甘酸味、クローブやシナモン、ピンクペッパーのスパイスが寄り添う。時間とともにミーティーな質感やベーコンと黒胡椒を効かせた余韻が出現する可能性がある、エレガントな方向性の樽。
注意事項として、酒税・ボトリング費用・配送料等は別途必要であること、樽の所有権は同社に帰属し、熟成後にボトリングしたウイスキーを購入者へお届けする形となることが明記されています。
ファームディスティラリー化の背景と原料管理
今回の募集前倒しの大きな要因は、専用農場で栽培しているデントコーンの豊作です。ウイスキー用に最適化した栽培・収穫設計を施し、初年度ながら手応えを得たことが明記されています。これにより、原料の栽培・収穫から蒸留・熟成までを自社で行う「Farm Distillery」体制が確立されたとしています。
Farm Distilleryの狙いは、原料のテロワール(風土)を酒質へ反映させることにあります。大樹町の風土と人の手がウイスキーに現れるよう、工程ごとの管理を強化していく方針です。
- 栽培:デントコーンを専用農場で栽培(本年は豊作)
- 収穫:ウイスキーづくりに合わせた収穫設計
- 蒸留:輸入した特注蒸留器で蒸留を実施
- 香り付け・熟成:近隣のピートを乾燥させ使用、適切な樽で熟成
- ボトリング:熟成後に同社でボトリング、購入者へ届ける形を採用
ピートは蒸留所近辺で採掘される泥炭を乾燥して使用する旨が明記されています。乾燥処理を施すことで安定した香りづけが可能になる点も説明されています。
また、将来的には大樹産の樽を使う計画があること、現段階では海外から特注で輸入した樽を使用していることも明示されています。これらは品質や個性の一貫性を高める施策として位置づけられています。
申し込み方法・募集期間・注意点の整理
第2期カスクオーナー募集は、発表日(2025年12月21日)から開始され、募集終了は2026年2月28日(土)と設定されています。なお、予定樽数に達し次第締め切られます。申し込みは以下のリンクを通じて行います:https://forms.gle/guhSp4qjAGQAaaT9A
価格は上記の通りで、税別表示です。申込前に酒税やボトリング費用、配送料などが別途発生する旨を確認する必要があります。樽の所有権は同社に帰属し、熟成後にボトリングしたウイスキーを購入者へ提供する形式です。
- 募集開始:2025年12月21日(発表日)
- 募集終了:2026年2月28日(土)※予定樽数に達し次第締切
- 申込方法:指定のGoogleフォーム(上記リンク)
- 注意事項:酒税、ボトリング費用、配送料等は別途、味わいの解説は保証ではない
関係者のコメントと目標
取締役の堀江貴文はコメントの中で、「ここで生まれるのは、原料の栽培からすべてを町内で完結させた、100%大樹町産原料のウイスキー」と述べ、国内でも稀な挑戦であることを強調しています。さらに、ウイスキーが飲めるようになる2028年頃にはロケットが定期的に飛び交うような地域の発展イメージと重ね、「大樹町全体が宇宙産業とローカル産業が共存する特別な場所へと進化しているだろう」との見通しを示しました。
同社はFarm Distilleryを世界的にも稀有な取り組みと位置づけ、日本発のウイスキーとして世界へ届けることを掲げています。これらは事業の方向性を示すコメントであり、具体的な販売や流通のスケジュールは熟成状況等により変動する可能性があります。
要点整理表と結びの文章
以下の表は、本記事で触れた募集内容・スケジュール・連絡先等を整理したものです。カスクオーナーとしての参加を検討する場合は、各項目を確認の上、募集締切や別途発生する費用を理解して申し込み手続きを進めることが望ましいと言えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集名 | PEATLAND カスクオーナー第2期(限定50樽) |
| 募集期間 | 開始:2025年12月21日(発表日)/終了:2026年2月28日(土)※予定樽数に達し次第締切 |
| ラインナップ | ① バーボン樽 200L(20樽) 180万円(税別) ② アメリカンホワイトオーク新樽 オクタブ 50L(15樽) 90万円(税別) ③ フレンチオーク新樽 オクタブ 55L(15樽) 90万円(税別) |
| 申込方法 | ウェブフォーム:https://forms.gle/guhSp4qjAGQAaaT9A |
| 注意事項 | 酒税・ボトリング費用・配送料等は別途。樽の所有権は同社に帰属。味わいの解説は保証ではない。 |
| 会社情報 | 株式会社Taiki Cosmic Glen Distillery(設立:2024年9月6日) 住所:北海道広尾郡大樹町三条通18番地3 代表:三原一馬 メール:taiki.cosmic.glen.distillery@gmail.com 電話:050-1722-8990 |
以上がプレスリリースの内容に基づく整理です。募集開始は発表日から行われており、募集は限定50樽であるため、応募は早めに検討する必要があります。原料の自社栽培・蒸留・熟成を一貫して行う取り組みは、テロワールを反映した国産ウイスキーづくりを志向する点で特徴的です。