12月23日開業　NANICA-NAGOYA-が栄に魔法世界を出現

下北沢で話題の体験型施設が名古屋・栄に出現 ― 「魔法世界」への入口が明日開かれる

東京・下北沢に2025年2月に第1号店をオープンし、わずか半年で約15,000名が来場した体験型エンターテインメント施設「NANICA」が、2025年12月23日（火）に愛知県名古屋市中区栄で第2号店となる「NANICA-NAGOYA-」を開業します。今回のテーマは「人間界から隠された魔法世界」。店舗の仕掛けや周遊型の謎解きコンテンツなど、体験の全貌が公開されました。

施設は500㎡を超える広大な敷地を有し、入口の壁一面に並ぶ絵画の中に隠された“秘密の入り口”を通じて来場者を魔法世界へと導きます。入口ではチケット販売のほか、オリジナルドリンクや限定グッズの販売も行われます。施設の運営・企画は、体験型コンテンツ「リアル宝探し」の企画・制作・運営を手がける株式会社タカラッシュです。

5つの没入空間で展開する具体的な謎解き体験の全容

「NANICA-NAGOYA-」の内部は、暖炉を模した隠し扉の先に広がる没入空間で構成されています。各エリアはテーマ性がはっきりしており、初心者から上級者まで対応した難易度とゲーム構成が用意されている点が特徴です。

各コンテンツをクリアすると「魔法カード」が付与され、来場者はそのカードを持ち帰ることができます。カードを集めることで新たな展開が起こる仕掛けもあり、物語は今後も追加される予定です。

MIRROR（鏡の館）

ストーリーは「魔女によって魔法がかけられた部屋。現実と鏡の世界が入り混じった場所」。占い・探索・謎解の3種が用意されており、短時間からしっかり遊べるメニュー構成です。

下に示すとおり、料金・所要時間はコンテンツごとに異なります。

• 占い：FORTUNE（心惹かれる物を見つけ、自らの性格と向き合う占い）プレイ人数：1人〜／所要時間：10分〜／料金：1,200円（税込）
• 異変：ABNORMAL（左右対称の部屋に隠された異変を探す探索）プレイ人数：1人〜／所要時間：20分前後／料金：1,500円（税込）
• 謎解：DOOR（部屋に巻き起こる異常を見つけ、扉を探す謎解）プレイ人数：1人〜／所要時間：30分〜／料金：2,500円（税込）

STASIS（時が止まった郵便局）

組織が魔法の秘匿・管理を行う設定の中で、魔法郵便局での「魔法暴発事件」を追うストーリーです。新人の視点で教育係とともに現場に入り、事実を探る構成です。

難易度に応じて初級から中級まであり、所要時間と料金は次の通りです。

• 初級：DISCOVERY（実体と化した手紙を探し、異変の真実を確かめる）プレイ人数：1人〜／所要時間：20分〜40分／料金：1,500円（税込）
• 中級：RESOLUTION（異変の核となる原因を探る）プレイ人数：1人〜／所要時間：60分〜90分／料金：2,500円（税込）

PORTAL（魔法の商店街）

夕食のお使いの途中で迷い込んだ魔法の商店街が舞台。五感を使った選択や特殊印刷を活かした仕掛けにより、初めての来場者でも没入できる長時間の体験が特徴です。

プレイ人数は1人から、所要時間は90〜120分、料金は2,800円（税込）となります。

DOUBT（イカサマカジノ）

噂の闇カジノへ潜入捜査するストーリーで、謎解きや論理パズル、必勝法を導くゲームなど知的挑戦が中心です。魔力を持たない人間を誘い込む構造を暴く内容です。

プレイ人数は1人〜、所要時間は120〜150分、料金は3,200円（税込）です。

DRAW（天空のエレベーター）※1月下旬スタート予定

地上500階から1000階を目指すエレベーター型の挑戦。制限時間内に多数の謎を解き、エレベーターを上昇させることが目的です。1月下旬からの提供を予定しています。

チケットは貸切形式で、料金は以下の通りです。

• 1名貸切チケット：3,000円（税込）
• 2名貸切チケット：4,000円（税込）
• 3名貸切チケット：5,000円（税込）
• 4名貸切チケット：6,000円（税込）
• 所要時間：30分（目安）

チケット購入方法、物販、飲食、運営上の注意点

チケットは公式サイト（https://nanica-nagoya.jp）からの購入および店頭での当日販売が可能です。ただし前売り券が完売した場合は当日券は販売されませんので注意が必要です。

また、やむを得ない事情で公演が中止となった場合に限り、チケット代金のみを全額払い戻しとし、旅費や宿泊費等は対象外です。公演中止以外での返金は一切行われません。理由を問わず、チケット購入後のキャンセルおよび日程変更は不可となっています。各コンテンツの詳細・注意事項は公式HPで案内されています。

魔女の物販コーナーとオリジナルドリンク

物販コーナーでは魔法モチーフの雑貨、持ち帰り謎キット、オリジナルドリンクを販売します。家庭で楽しめる謎解きキットもラインナップされています。

以下は提供中のドリンクと価格の一覧です。

• Witch’s Kiss（魔女の口づけ）700円（税込）＝クランベリージュース／ラズベリーピューレ／グレナデンシロップ／炭酸水
• Witch’s Tears（魔女の涙）950円（税込）＝バタフライピーシロップ／レモネードベース／レモンジュース／炭酸水／アイスの実
• ナニカのたまご 800円（税込）＝メロンシロップ／ブルーキュラソーシロップ／炭酸水／ポッピングボバ
• 魔女のブラックココア 950円（税込）＝牛乳／アイスコーヒー／ココアパウダー／チョコソース／チョコクリーム／ココアクッキー
• ナニカのオーロラソーダ 900円（税込）＝ブルーキュラソーシロップ／スプライト／炭酸水／オーロラパウダー入りコットンキャンディー／砂糖菓子

オリジナルグッズ（主要ラインナップ）

グッズは謎解きキットや高難易度の作品などを中心に構成されています。以下は主な商品です。

• 『THE DOOR』（ゲームシステム×紙ギミック、キットとWEB連動）価格：1,500円（税込）／難易度：★★★☆☆／所要時間：1時間〜
• マトリョーシカ（4作品＋最後の謎を収めた高難度作品）価格：5,000円（税込）／難易度：★★★★★／所要時間：4時間〜
• 三島の ゆかり謎（料理を完成させないと解けない“食べられる謎解き”）価格：1,500円（税込）／難易度：★★★☆☆／所要時間：1時間〜

連携イベント「魔女の切符と7つ目の路線」と運営体制

「NANICA-NAGOYA-」のオープンと同日、名古屋市交通局と共同で制作された体験型謎解きイベント「魔女の切符と7つ目の路線」が2025年12月23日（火）〜2026年6月30日（火）の期間で開催されます。主催・製作は令和7年度体験型謎解きイベント製作委員会（BVコミュニケーションズ、タカラッシュ、パルコ）です。

本イベントは名古屋市内の地下鉄各線を舞台に、街中に出現した“魔法陣”を探し、地下鉄の知られざる秘密を追う完全オリジナルストーリーで構成されます。会場となる「NANICA-NAGOYA-」では同イベント用の謎解きキットを購入することも可能です。

運営会社・担当者のコメント

運営する株式会社タカラッシュは創業20年以上、宝探し事業を続ける国内唯一の専業企業で、累計参加者数1,000万人超の実績を有します。今回の名古屋出店に関して、CMOの阿部勇雅氏は名古屋を「次なる挑戦の舞台」と位置づけ、下北沢で培ったノウハウと東海地域での協業経験を融合させる考えを示しました。

コメントでは、施設を単なる“遊び場”に留めず、地域の魅力や歴史、周辺施設と連動させた持続可能な展開を目指す点、そして施設内周遊型の謎解き体験として世界観設計や謎解き構造をゼロから構築した点が強調されています。出店を通じて地域の回遊性や観光価値の創出を図る意図が示されました。

店舗情報・問い合わせ先と要点まとめ

NANICA-NAGOYA-の店舗概要と運営に関わる基本情報、重要な注意点を下表に整理します。この記事では、チケットの購入方法、各コンテンツの詳細、物販と飲食のラインナップ、連携イベントの期間や主催など、プレスリリースに記載されたすべての情報を網羅して紹介しました。

以下の表で主要な項目を簡潔に確認できます。詳細は公式サイトで確認することが推奨されています。

本稿では、NANICA-NAGOYA-の出店背景、各コンテンツの内容と料金、物販・飲食の品目、チケット運用および連携イベントの期間と主催体制、運営会社の概要と担当者のコメントまで、プレスリリースに記載された情報をすべて盛り込みました。詳細の確認やチケット購入は公式サイトを参照してください。