サーチファンド誕生の日 (記念日 4月1日)

サーチファンド誕生の日
世界初の組成
1984年4月1日
創設者
ジム・サザン氏
ファンド名
ノヴァ・キャピタル
記念日制定者
Growthix Investment株式会社
記念日認定年
2023年(日本記念日協会)
日本初事例
2014年

世界で初めてサーチファンドが組成されたのは1984年4月1日のことです。スタンフォード大学のMBA修了生ジム・サザン氏が「ノヴァ・キャピタル」を立ち上げ、投資家から資金を調達して買収先企業を探す、当時としては前例のないビジネスモデルを実践しました。このモデルを考案したのは同大学のH・アーヴィング・グローズベック教授。起業のアイデアは持たないが経営能力を持つ人材が、中小企業のオーナーシップを取得して経営者になる道を切り開くものでした。

それから約40年後、この日を記念日として制定したのがGrowthix Investment株式会社です。2023年に日本記念日協会から正式に認定を受け、4月1日が「サーチファンド誕生の日」となりました。制定の背景には、日本社会が直面する深刻な問題があります。中小企業庁の調査では、後継者不在を理由とした黒字廃業が年間数万件規模に及ぶとされており、優良な技術・雇用・取引関係が後継者問題だけで消滅し続けています。

サーチファンドの仕組みはシンプルです。経営経験を持つ「サーチャー」と呼ばれる個人が複数の投資家から資金を集め、数年かけて買収対象企業を探索します。買収後はサーチャー自身が経営者に就任し、投資家とともに企業価値を高めていきます。従来の大手PEファンドが数十億円規模を対象にするのに対し、サーチファンドは数億円から数十億円規模の中小企業をターゲットにしている点が特徴です。

日本では2014年に初の事例が生まれ、2020年代に入ってから急速に認知が広がりました。Growthix Investmentが2023年に公表したサーチファンド白書によると、2022年度はサーチファンドを活用した事業承継が5件成立。銀行やGP(ゼネラルパートナー)との連携も進み、エコシステムが着実に整備されつつあります。後継者不在問題の解決手段として、サーチファンドはM&A仲介や事業承継ファンドとは異なる第三の選択肢を提供しています。米国ではスタンフォード大学GSBが毎年「サーチファンド白書」を発表し、数百件規模の事例が蓄積されています。欧州やラテンアメリカでも広がりを見せており、日本もこのグローバルな流れに合流しつつある段階です。サーチファンド誕生の日は、そうした動きを社会的に可視化し、担い手となり得る経営人材や投資家に対して認知を促す意味を持っています。

4月1日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日、大明日、巳の日
月齢 13.1

4月の二十四節気・雑節

  • 清明(せいめい) 4月5日(日)
  • 穀雨(こくう) 4月20日(月)
  • 春の土用(どよう) 4月17日(金)