良心の国際デー (記念日 4月5日)

良心の国際デー
制定日
2019年7月25日(国連総会決議73/329)
第1回記念日
2020年4月5日
毎年の日付
4月5日
制定主導国
バーレーン王国
関連機関
UNAOC(国連文明の同盟)
テーマ
愛と良心の力による平和の文化の促進

「自分の良心に従って行動する」という言葉は誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。しかし、良心を国際社会が共有すべき平和の基盤として位置づける試みがあることは、あまり知られていません。毎年4月5日の「良心の国際デー(International Day of Conscience)」は、まさにその考えを出発点に生まれた国際デーです。

2019年7月25日、国連総会は決議73/329を採択し、4月5日を「良心の国際デー」と定めました。この決議が強調したのは、貧困・飢餓・紛争・気候変動といった人類が直面する複合的な課題を乗り越えるには「意識の転換(mindset shift)」が急務であるという認識です。外交交渉や制度整備だけでなく、一人ひとりの内側にある良心を起点として平和の文化を根付かせることを目指しています。設立の背景には、SDGs達成に向けて個人の倫理観を高める重要性が国連内で議論されてきた流れもあり、第1回の記念日は翌2020年4月5日に迎えられました。

制定を主導したのはバーレーン王国です。バーレーンは国際連合アライアンス・オブ・シビライゼーション(UNAOC)とも連携し、宗教・文化の異なる人々が共存する仕組みづくりに積極的に取り組んできた国として知られています。良心を普遍的な価値として位置づけることで、特定の宗教や思想に依存しない平和の土台を構築しようとする姿勢が、この記念日には込められています。

国連はこの日を「愛と良心の力によって平和の文化を促進する」日と位置づけており、寛容・包摂・連帯を柱に据えています。各国政府や国際機関がイベントを開催するほか、市民社会や教育機関でも良心と平和の関係を考える機会として活用されています。

日常生活のなかで「良心」という言葉を意識する場面は少ないかもしれません。ただ、国際社会がこれを記念日として設けた背景には、分断が深まる世界情勢への危機感があります。4月5日は、個人の内なる基準が世界の平和とどう結びつくかを静かに問いかける一日です。

4月5日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 一粒万倍日、神吉日、大明日、天恩日、不成就日
月齢 17.1

4月の二十四節気・雑節

  • 清明(せいめい) 4月5日(日)
  • 穀雨(こくう) 4月20日(月)
  • 春の土用(どよう) 4月17日(金)