DO YOU KYOTO?デー (記念日 毎月16日)
- 制定者
- 京都市
- 日付
- 毎月16日
- 由来
- 京都議定書が発効した2005年2月16日
- 合言葉の意味
- 「環境にいいことしていますか?」
- 議定書採択会議
- COP3(1997年12月・京都)
- 関連施設
- 京都エコロジーセンター(2002年開設)
2005年2月16日、地球温暖化対策を定めた国際条約「京都議定書」が発効しました。京都市はこの日付を刻むかたちで、毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー」と定め、「環境にいいことしていますか?」という問いかけを世界に向けて発信し続けています。
京都議定書は1997年12月、京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)で採択されました。先進国に対して温室効果ガスの削減目標を数値で義務づけた初めての国際ルールで、採択地の名を冠した条約として世界に知られています。その後、ロシアが批准したことで発効条件が整い、2005年2月16日に正式発効しました。
「DO YOU KYOTO?」というフレーズは、この発効日を起点に京都市が生み出した合言葉です。英語で「Kyoto」と聞けば環境問題を連想するという認知を逆手に取り、日常的な問いかけとして広める狙いがあります。市内の事業者・市民・学校などが毎月16日に合わせて環境行動を実践し、取り組みの積み重ねを可視化する仕組みになっています。京都市は普及活動の一環として「DO YOU KYOTO?大使」を委嘱しており、各分野で活動する人物や団体が大使として認定され、国内外での啓発活動を担っています。また、1997年のCOP3開催を記念して2002年に開設された「京都エコロジーセンター」は、2014年7月時点で累計来館者数が100万人を超えており、環境学習と市民活動の拠点として機能しています。こうした取り組みが連携することで、特定のイベントにとどまらない継続的な環境意識の醸成が図られています。
毎月16日というサイクルは、年に12回、環境への意識を立ち止まって確認する機会です。
特定の月だけでなく、通年で意識を継続させる設計は、一時的なキャンペーンとは異なる継続性を持っています。京都市が「環境未来都市」として掲げる取り組みの中で、DO YOU KYOTO?デーはその象徴的な起点として位置づけられています。市民一人ひとりが月に一度立ち止まり、日常の選択を問い直す習慣を根づかせることが、この取り組みの本質といえます。