マルチラテラリズムと平和のための外交の国際デー (記念日 4月24日)
- 制定機関
- 国際連合総会
- 決議採択日
- 2018年12月12日
- 決議番号
- A/RES/73/127
- 採択票数
- 賛成144、反対2
- 初回記念日
- 2019年4月24日
- 提唱国
- アゼルバイジャン
2018年12月12日、国連総会は144対2の賛成多数で決議A/RES/73/127を採択し、4月24日を「マルチラテラリズムと平和のための外交の国際デー」と定めました。初回の記念日を迎えたのは2019年のことです。提唱したのはアゼルバイジャン代表団で、国際紛争の解決に多国間協調と外交を活用する原則を国際社会に再確認させることが狙いでした。
マルチラテラリズム(多国間主義)とは、複数の国家が共通のルールや枠組みのもとで課題に取り組む考え方です。第二次世界大戦後に構築された国連をはじめとする多国間の枠組みは、約80年にわたって機能し、大規模な世界戦争の再発を防ぎながら、経済成長や人権保護の土台を提供してきました。この記念日は、そうした歴史的蓄積を振り返り、多国間外交が果たしてきた役割を称えることを目的としています。
近年は一国主義的な動きや地政学的競争の激化により、国際的な協調の枠組みが揺らいでいます。
4月24日という日付には特定の歴史的事件との直接的な結びつきはなく、国連総会の採択によって設定されたものです。記念日当日は、国連本部や各国の政府・市民社会団体が多国間外交の意義を発信するイベントや声明を発表します。SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた国際協力も、この記念日が訴える多国間主義の具体的な表れのひとつです。
「外交」という言葉は交渉や妥協のイメージを伴いがちですが、この記念日が示すのは、外交こそが武力衝突を未然に防ぐ最も現実的な手段であるという認識です。国際社会が直面する分断や対立が深まる中で、多国間協調の価値を改めて問い直す機会として、この日は設けられています。
参考リンク
4月24日のカレンダー情報
4月の二十四節気・雑節
- 清明(せいめい) 4月5日(日)
- 穀雨(こくう) 4月20日(月)
- 春の土用(どよう) 4月17日(金)