お菓子の日 (記念日 毎月15日)
- 制定者
- 全国菓子工業組合連合会
- 制定年
- 1981年
- 開催頻度
- 毎月15日(年12回)
- 由来の神社
- 橘本神社(和歌山)・中嶋神社(兵庫)
- 菓祖神の祭神
- 田道間守命(たじまもりのみこと)
- 関連行事
- 全国菓子大博覧会(4年に1度)
毎月15日が「お菓子の日」になったのは、お菓子の神様を祀る神社の例大祭がきっかけです。和歌山県の橘本神社と兵庫県の中嶋神社——どちらも「菓祖神」として菓子業界に崇敬されてきた神社で、この両社の例大祭がともに4月15日に行われていました。全国菓子工業組合連合会は1981年、この縁起の良い日付に合わせて毎月15日を「お菓子の日」と制定しました。
菓祖神を祀る橘本神社の祭神は、菓子の原料となる果物を朝鮮半島から持ち帰ったとされる田道間守命(たじまもりのみこと)です。古事記や日本書紀にも登場する人物で、垂仁天皇の命を受けて「非時香菓(ときじくのかくのみ)」——現在のタチバナの実を求めて常世の国へと旅立ちました。10年近い歳月をかけてようやく持ち帰ったものの、天皇はすでに崩御。その忠義と功績が後世に伝わり、菓子の祖として祀られるようになりました。橘本神社では毎年4月15日に菓子まつりが行われ、全国の菓子業者が参拝に訪れます。
全国菓子大博覧会は明治44年(1911年)に東京で始まり、第10回からは現在の名称となりました。4年に1度、開催地を変えながら続くこの博覧会は「お菓子のオリンピック」とも呼ばれ、和菓子・洋菓子・スナック菓子まで幅広いジャンルの職人が技を競います。「お菓子の日」の過ごし方に特定の決まりはなく、好きなお菓子を買う、手作りする、誰かに贈るなど自由です。コンビニやパティスリーでは毎月15日に合わせた限定商品やキャンペーンを打ち出すことも多く、消費者にとっては少し特別な買い物の口実になっています。年に12回、必ず巡ってくるこの日は、菓子業界にとっての定期的な需要喚起の機会でもあります。