麦みそ食文化の日 (記念日 6月30日)
- 制定年
- 2023年(日本記念日協会認定)
- 制定者
- 義農味噌株式会社(愛媛県)
- 日付の由来
- 「む(6)」+晦日みその日(30日)
- 主原料
- はだか麦(愛媛県松前町産)
- 松前町の実績
- はだか麦生産量34年連続全国1位
- 国内生産シェア
- 麦みそ全体の約3.8%(米みそは約8割)
愛媛県松前町はだか麦生産量34年連続全国1位の産地です。この地で育った「はだか麦」を主原料とした麦みそは、降水量が少なく冬も温暖な瀬戸内の気候が生んだ食文化で、米みそとは一線を画す甘みとまろやかさが特徴です。
麦みその起源は平安時代にさかのぼるとされています。愛媛では江戸時代、米を年貢として納めていた農家が裏作で麦を育て、食用として味噌に加工したのが始まりです。「田舎みそ」とも呼ばれ、庶民の食卓を支えてきました。国内の味噌生産のうち米みそが約8割を占めるのに対し、麦みそは全体の3.8%ほどと希少な存在です。
麦みそを手がける義農味噌株式会社(現・ギノーみそ株式会社)は1953年創業。1956年に「義農作兵衛」の名を社名に取り入れました。義農作兵衛は享保の大飢饉の際、翌年の種まきのために手元の麦種を食べず、自らの命と引き換えに地域の農家を救ったとされる人物で、「麦の神様」と形容されています。その精神を受け継ぐ姿勢が社名の由来です。同社の製品は麹歩合の高さが特徴で、通常より多くの麦麹を使うことで、芳醇な香りと上品な甘さが生まれます。麦に含まれる食物繊維の量は玄米の3倍、白米の20倍にのぼり、腸内の善玉菌を活性化させる効果があるとされています。愛媛県民の大腸がん罹患率が低いというデータもあり、この地の食文化との関連が注目されています。
6月30日の「麦みそ食文化の日」は、義農味噌株式会社が制定し、2023年に一般社団法人日本記念日協会が認定しました。「む(6)」と、みその日とされる「晦日(30日)」を組み合わせた日付で、愛媛が誇る麦みその食文化を広く伝えることを目的としています。
6月30日の他の記念日
6月30日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)