冷コーの日 (記念日 7月1日)

冷コーの日
記念日の日付
7月1日
制定者
ラジオパーソナリティ・黒江美咲氏
認定年
2023年(日本記念日協会認定)
冷コーの意味
アイスコーヒーの関西方言(冷たいコーヒーの略)
語源の記録
1891年(明治24年)東京・神田に氷コーヒーの記録
喫茶店の現状
大阪の組合員数はピーク比約6分の1(約500人)

「冷コー」という言葉を聞いたことがありますか。アイスコーヒーを指す関西の喫茶店言葉で、「冷たいコーヒー」を縮めた「冷コー(れいこー)」として、昭和の大阪を中心とした喫茶文化のなかで根付いてきました。注文を厨房に通す際の店員言葉がそのまま客の間にも広まったとされており、今も大阪・新世界界隈の老舗喫茶では看板メニューとして残っています。

日本でアイスコーヒーが飲まれ始めたのは明治時代までさかのぼります。1891年(明治24年)ごろ、東京・神田の氷屋が「氷コーヒー」を出していた記録があり、大正期以降に喫茶店が全国に広まるなかで「冷やしコーヒー」「冷コー」といった呼称が定着していきました。なかでも関西は神戸の貿易港を通じてコーヒー豆が早くから流通し、喫茶文化が育ちやすい土壌があったとされています。

ところが近年、全国チェーンの進出や喫茶店の廃業が続き、大阪府喫茶飲食生活衛生同業組合の組合員数はピーク時の2000年ごろと比べて約6分の1、約500人にまで減少しました。「冷コー」という言葉自体を知らない若い世代も増えており、関西の若者でも「読み方がわからなかった」という声があるほどです。

そこで生まれたのが「冷コーの日」です。ラジオパーソナリティで冷コー愛好家の黒江美咲氏がクラウドファンディングで賛同者を集め、2023年に一般社団法人・日本記念日協会への申請を経て認定・登録されました。日付の7月1日は、梅雨明けからお盆にかけての時期がアイスコーヒーの最需要期にあたることから選ばれています。「冷コー」という呼び名には、チェーン店では味わいにくい昭和の喫茶空間や、マスターが一杯ずつ丁寧に淹れる文化が染み込んでいます。7月1日には、ふだん「アイスコーヒー」と注文しているところを、あえて「冷コーください」と言ってみるのも一興です。

7月1日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 月徳日
月齢 16.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)