リアル脱出ゲームの日 (記念日 7月7日)

リアル脱出ゲームの日
初開催日
2007年7月7日
初開催会場
京都のギャラリー「インスピブロ」
初回参加者数
約100人(14チーム編成)
創設者
加藤隆生(SCRAP代表)
記念日認定
2023年・日本記念日協会認定
初回イベント名
謎解きの宴

2007年7月7日、京都のギャラリー「インスピブロ」に100人ほどの人々が集まりました。彼らを待っていたのは、謎が仕掛けられた2つの部屋。文系の謎が並ぶ部屋と、数字の謎が詰まった部屋。7人1チームで14チームが競い合い、制限時間内に脱出を目指す——これが、世界で初めて開催された「リアル脱出ゲーム」の原点です。

仕掛けたのは、京都のカルチャー誌「SCRAP」を発行していた加藤隆生氏。雑誌のイベントとして企画したこの一夜が、やがて世界的なエンターテインメントジャンルに育っていくとは、参加者の誰も想像していなかったでしょう。「謎解きの宴」と名付けられたその初回公演は、小さなギャラリーの2部屋を使った手作り感あふれる試みでした。

SCRAPはその後、リアル脱出ゲームを全国の廃病院、遊園地、ライブホール、さらにはスタジアムや大型アリーナへと拡張していきます。初期には「廃病院からの脱出」のような没入型の会場型イベントが人気を集め、謎解きブームの火付け役となりました。累計で数千万人規模の参加者を集めるとともに、日本国内にとどまらずアジアや北米など海外にも展開。「脱出ゲーム」という言葉そのものを日本の文化に定着させた立役者です。さらに近年では、オンライン上で楽しめるリモート型の脱出ゲームや、公演ごとに異なるストーリーと世界観を持つ体験型コンテンツも増えており、その形式はますます多様化しています。謎の難易度や演出のクオリティも年々向上し、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめるジャンルとして確立されました。

7月7日が記念日に選ばれたのは初開催日に由来します。2023年には日本記念日協会により「リアル脱出ゲームの日」として正式に認定されました。

現在では多くの企業や施設がリアル脱出ゲームを採用し、チームビルディングや観光コンテンツとしても活用されています。しかし原点はあの夜、京都の小さなギャラリーに集まった100人のチャレンジャーたちでした。「部屋から脱出する」というシンプルな体験が、人々を夢中にさせる理由は18年以上たった今も変わっていません。

7月7日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 一粒万倍日、神吉日、大明日、天恩日
月齢 22.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)