大判焼の名前を皆で議論する日 (記念日 7月28日)

大判焼の名前を皆で議論する日
記念日
7月28日(ナ=7、ニ=2、やき=8の語呂合わせ)
制定
株式会社豊吉(2025年、日本記念日協会認定)
全国の呼び名
100種類以上(国語学者・岸江信介による調査)
主な呼び名
今川焼き(関東)・回転焼き(関西・九州)・大判焼き(四国・中国)・御座候(兵庫)
発祥
江戸時代、東京・神田の今川橋付近が「今川焼き」の起源とされる

同じお菓子なのに、住んでいる場所によってまったく違う名前で呼ばれる食べ物があります。丸くて平たい型に生地を流し込み、あんこを挟んで焼き上げたあの和菓子です。関東では「今川焼き」、関西・九州では「回転焼き」、四国・中国地方では「大判焼き」、兵庫では「御座候」、広島では「二重焼き」——国語学者の調査によると、全国での呼び名は100種類以上にのぼると言われています。「今川焼き」という名前の由来は江戸時代にさかのぼります。東京・神田の今川橋のたもとで売られたのが始まりとされ、その地名がそのまま名前になりました。「回転焼き」は、円形の鉄板を回転させながら焼く調理法が由来。「大判焼き」は1960年代に愛媛の松山で広まったとされ、サイズが大きく大判のようだという見た目からきています。同じ食べ物でも、由来の切り口がそれぞれ違うのが面白いところです。

7月28日は「大判焼の名前を皆で議論する日」。食材・調理器具を販売する株式会社豊吉が制定し、2025年に日本記念日協会が認定しました。日付は「ナ(7)ニ(2)やき(8)」の語呂合わせです。SNS上で「あなたの地元では何と呼ぶ?」と話題にすることで、地域ごとの食文化の違いを楽しもうというのが趣旨です。

アンケート調査(4,152名対象)によると、最も多かった呼び名は「今川焼き」で約37%、次いで「大判焼き」が約29%、「回転焼き」が約20%という結果でした。北海道では「おやき」と呼ぶ人が16%もいたり、埼玉では「甘太郎焼き」、長野では「じまんやき」といったローカル名称も存在します。同じものを指しているのに、これほど多様な名前があるのは日本語の豊かさのひとつと言えます。

具は定番のつぶあん・こしあんのほか、カスタードクリームやチョコ、チーズといったバリエーションも各地に存在します。生地のレシピも地域や店舗によって異なり、もちもちとした食感のものからさっくりとしたものまでさまざまです。名前だけでなく、味わいにも「地元の個性」が宿っているのがこの和菓子の魅力です。

7月28日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 神吉日
月齢 13.7

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)