八戸の日 (記念日 8月5日)
- 制定年
- 1991年
- 制定団体
- 八戸食と文化
- 日付の由来
- 「八(8)戸(5)」の語呂合わせ
- せんべい汁の歴史
- 約200年
- 八戸市内のせんべい汁提供店
- 約200軒
- 所在地
- 青森県八戸市
青森県八戸市の食と文化を全国に広めようと、1991年に八戸食と文化が「八戸の日」を制定しました。日付は「八(8)戸(5)」の語呂合わせから、毎年8月5日とされています。
八戸港は、スルメイカやアカイカをはじめとする多種多様なイカの水揚げで知られる漁港です。夏場には近海で獲れた新鮮なスルメイカが港に並び、冬にはヤリイカが旬を迎えます。新鮮なイカをゴロ(内臓)入りの腑醤油でいただく食べ方は、八戸ならではの贅沢な味わいです。イカの角切りをにんにく醤油に漬け込んでご飯に乗せた「八戸ばくだん」も地元名物のひとつで、観光客にも人気があります。
八戸の食文化を語るうえで欠かせないのが「せんべい汁」です。小麦粉を塩水で練って焼いた南部せんべいを鶏や魚介のだし汁で煮込む郷土料理で、その歴史は約200年にのぼります。もともとは冷害の多い地域で米が貴重だった時代の保存食文化から生まれたもので、現在では八戸市内だけで約200軒の飲食店が提供しています。今日では農林水産省の「うちの郷土料理」にも選ばれるなど、全国的にその名が知られるようになりました。
「八戸の日」は、こうした豊かな食と文化を地元の人々が誇りを持ち、外に向けて発信するきっかけとなることを目的として設けられた記念日です。語呂合わせがシンプルで覚えやすいこともあり、8月5日が近づくと地元メディアや観光情報でも取り上げられることがあります。毎年この日を機に八戸を訪れる観光客も多く、食のまちとしての認知向上に一役買っています。イカにせんべい汁、そして南部せんべい——八戸の食の豊かさを知るには、まず地元の一皿から始めるのが一番かもしれません。
8月5日の他の記念日
8月5日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)