NHK創立記念日 (記念日 8月6日)

NHK創立記念日
設立総会開催日
1926年8月6日
統合した放送局
東京・名古屋・大阪の3放送局
ラジオ放送開始
1925年3月22日(東京放送局)
テレビ放送開始
1953年2月1日
特殊法人として再出発
1950年(放送法施行)
NHKの正式名称
日本放送協会(Nippon Hoso Kyokai)

1925年3月22日、東京・愛宕山の仮設スタジオから発せられた「JOAK、JOAK、こちらは東京放送局であります」という第一声が、日本のラジオ放送の幕を開けた。しかしその当時、放送事業は東京・名古屋・大阪の3局がそれぞれ独立した社団法人として運営しており、全国統一組織の実現は急務とされていた。翌1926年8月6日、ついに3局の統合設立総会が開催され、社団法人日本放送協会——頭文字を英訳した「Nippon Hoso Kyokai」からNHKと呼ばれるようになった組織——が誕生した。

統合の背景には、電波資源の有限性と国家的な情報インフラとしての放送の重要性がありました。当時の逓信省(現在の総務省にあたる)は、乱立する放送局が混信や経営の非効率を招くことを懸念し、一元的な管理体制の構築を推進した。3局が一本化されたことで、全国規模のネットワーク編成が可能となり、放送の公共性という理念が制度的に担保されることになった。

NHKが歩んだ100年の歴史は、日本社会の縮図でもある。戦時中は国策放送の担い手として機能し、玉音放送(1945年8月15日)では昭和天皇の終戦の詔書を全国に届けた。終戦後の1950年には現行放送法のもとで特殊法人として再出発し、社団法人時代の業務を引き継ぎながら、公共放送としての独立性を法律で保障される形に生まれ変わった。

テレビ放送が始まったのは1953年2月1日のことで、これも民放に先駆けての開始だった。映像という新しいメディアの普及は、日本人の生活様式と情報環境を根底から変えた。1969年にはカラー受信契約が100万件を突破し、白黒からカラーへの移行が社会現象となった。さらに1984年に始まったBS放送、2000年代のデジタル化、そして2023年のNHK+によるインターネット配信本格化へと、NHKは各時代の技術革新に合わせて放送の形を更新し続けてきた。

創立記念日の8月6日は、広島への原爆投下と同じ日付です。偶然の一致に過ぎないが、放送と平和報道の歴史が交差する象徴的な日として、NHK自身もこの日付を重く受け止めている。

8月6日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日、天恩日
月齢 22.7(下弦の月)

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)