IBM PCの日 (記念日 8月12日)
- 発表日
- 1981年8月12日
- 製品名
- IBM PC(モデル5150)
- 発表場所
- ニューヨーク・ウォルドーフ・アストリア
- 価格
- 1,565ドル(基本構成)
- 初期4か月の販売台数
- 6万5,000台
- OS
- PC DOS(マイクロソフト開発)
1981年8月12日、ニューヨークのウォルドーフ・アストリアホテルで開かれた発表会場に記者が集まった。IBMが「Personal Computer」という名の新製品を発表したこの日は、のちにパーソナルコンピュータ史の出発点として語られるようになります。
それ以前にもApple IIやコモドールPET、タンディのTRS-80など個人向けコンピュータは存在していました。しかし、IBM PC(モデル5150)の登場は業界の勢力図を根本から塗り替えました。最大の特徴はオープン・アーキテクチャです。IBMは回路設計を公開し、部品に汎用品を採用したため、他社が互換機を製造できる環境が生まれました。その結果として「IBM PC/AT互換機」という標準規格が誕生し、その仕様は現代のWindowsパソコンにも脈々と受け継がれています。
開発は米フロリダ州ボカラトンのチームが担当し、フィリップ・ドン・エストリッジが主導しました。わずか1年という短期間で完成させるため、自社設計にこだわらず市場の部品を組み合わせる手法を採用。OSにはマイクロソフトが25,000ドルで手に入れた86-DOSを改良したPC DOSを採用しました。このOSの供給がマイクロソフトの急成長を決定づけた出来事のひとつとされています。
IBM PCは発売から4か月で6万5,000台を売り上げ、クリスマスまでに10万台の注文を抱えました。当初の価格は1,565ドル(当時の日本円で約35万円)で、ビジネス用途を主眼に置いていましたが、家庭での使用も急速に広まりました。8月12日は、プログラミングの知識がなくても使えるコンピュータが世界に届いた日として、テクノロジーの歴史に記録されています。
8月12日の他の記念日
8月12日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)