ウィルキンソンの日 (記念日 7月15日)
- 源泉発見年
- 1889年(明治22年)
- 発見地
- 兵庫県宝塚市(武庫川右岸)
- 事業開始年
- 1890年(ボトリング開始)
- 会社設立
- 1904年(明治37年)
- 現在の販売元
- アサヒ飲料株式会社
- 記念日認定年
- 2024年(日本記念日協会)
兵庫県の山中で、一人のイギリス人が狩猟中に足元から泡立つ水を発見しました。1889年(明治22年)のことです。その人物こそ、ジョン・クリフォード・ウィルキンソン。その泉が、のちに日本中で「タンサン」の代名詞となるブランドの原点です。
発見地は現在の兵庫県宝塚市、武庫川右岸の谷の崖下でした。ウィルキンソンはこの水をロンドンの分析機関に送り、「質の高い食卓用ミネラルウォーター」と鑑定された結果を受け、1890年(明治23年)にボトリング事業を開始。最初のブランド名は「仁王印ウォーター」でした。その後、1904年(明治37年)に「ザ・クリフォード・ウヰルキンソン・タンサン・ミネラルウォーター・カンパニー」を設立し、ブランドを「ウヰルキンソン・タンサン」と改めます。
「タンサン」という言葉は、ウィルキンソンが当時の英国領事に相談して決めた名称といわれています。それが浸透するあまり、やがて炭酸水そのものを指す一般名詞のように使われるようになりました。ブランド名がそのまま品名になってしまった、まれな例のひとつです。第一次世界大戦前後には販路を日本国外27地域にまで広げ、「世界的なタンサン王」とも称されました。
現在は「ウィルキンソン タンサン」としてアサヒ飲料が製造・販売を手がけており、炭酸水市場のNo.1ブランドとして定着しています。アサヒ飲料は創始者ウィルキンソンの誕生日である7月15日を「ウィルキンソンの日」と制定し、2024年に一般社団法人日本記念日協会が認定・登録しました。明治時代の山中の湧き水が、130年以上を経て今もスーパーの棚に並んでいるのは、なかなか感慨深いことです。
参考リンク
7月15日の他の記念日
7月15日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)