ガボン独立記念日 (記念日 8月17日)

ガボン独立記念日
独立日
1960年8月17日
独立前の支配国
フランス(フランス領赤道アフリカ)
初代大統領
レオン・ムバ
首都
リーブルヴィル(「自由の都市」の意)
同年独立国数
17カ国(「アフリカの年」1960年)
国土の森林率
約85パーセント

1960年、アフリカ大陸では一年間に17もの国が独立を果たし、国際社会はその年を「アフリカの年」と呼びました。その中の一国が、赤道直下の西アフリカに位置するガボン共和国です。8月17日、ガボンはフランスから独立を宣言し、以来この日を独立記念日として国家的な祝日に定めています。

ガボンとフランスの関係は19世紀にさかのぼります。1849年、フランスは解放した奴隷たちを入植させた港湾都市リーブルヴィルを建設し、西アフリカへの橋頭堡としました。リーブルヴィルという名称は「自由の都市」を意味するフランス語で、今日もガボンの首都として機能しています。その後フランスはオゴウェ川流域へと進出し、1885年のベルリン会議で周辺列強から支配権を正式に認められます。1910年にはフランス領赤道アフリカの一部に組み込まれ、以後半世紀にわたって植民地支配が続きました。

独立への転機となったのは1958年の国民投票です。ガボンはこの時点でフランス共同体内の自治共和国という地位を選択し、完全独立ではなく段階的な自治拡大の道を歩みました。政府首班にはレオン・ムバが就任し、2年後の1960年8月17日、ガボンはついに完全独立を宣言してムバが初代大統領に就きました。ムバ政権は一貫して親仏路線を取り、独立後もフランスとの緊密な関係を維持し続けました。

現在のガボンは国土面積の約85パーセントを熱帯雨林が覆う「森林の国」として知られています。石油資源も豊富で、サハラ以南アフリカの中では比較的高い一人当たりGDPを誇ります。一方で、独立以来長期にわたって政権を担った政党・家系による支配が続き、2023年にはクーデターが発生するなど、政治的な転換点を迎えています。8月17日の独立記念日は、こうした複雑な現代史を抱えながらも、ガボン国民が独立の原点に立ち返る日として位置づけられています。

8月17日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日
月齢 4.4

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)