男女平等の日 (記念日 8月26日)
- 記念日の日付
- 8月26日
- 制定年
- 1973年(議会可決)
- 制定提案者
- ベラ・アブザグ(ニューヨーク州下院議員)
- 発効した修正条項
- アメリカ合衆国憲法修正第19条
- 修正条項発効日
- 1920年8月26日
- 1970年デモ参加者数
- 約5万人(ニューヨーク5番街)
1920年8月26日、アメリカ国務長官バインブリッジ・コルビーが自宅で一枚の書類に署名した。それがアメリカ合衆国憲法修正第19条の発効を正式に認定した瞬間であり、女性が選挙権を持てない時代に終止符が打たれた場面です。その日から50年後の1970年8月26日、ニューヨーク市の5番街を約5万人の女性たちが行進し、参政権獲得の意義と残された課題への抗議の声を上げました。この大規模なデモの翌年、ニューヨーク州選出の連邦下院議員ベラ・アブザグが議会に決議案を提出し、8月26日を「Women’s Equality Day(男女平等の日)」として制定するよう求めました。法案は1971年の提出時には通過せず、再提出を経て1973年に上下両院で可決されます。以来、アメリカ大統領が毎年この日を宣言する慣例が続いており、行政と市民社会が連携してジェンダー平等を問い直す節目となっています。
憲法修正第19条が実現するまでの道のりは、一世紀近くにわたる運動の積み重ねでした。1848年、ニューヨーク州セネカフォールズで開かれた「世界初の女性権利会議」が組織的な運動の出発点とされています。そこから72年をかけて参政権が実現し、さらにその51年後に連邦議会が記念日として制定した——この時間軸が、変化の遅さと粘り強さの両方を示しています。
制定を主導したベラ・アブザグは「Battling Bella(闘うベラ)」の異名を持つ弁護士出身の政治家で、公民権やベトナム戦争反対も訴え続けた人物です。幅広のつばのある帽子がトレードマークでした。
男女平等の日は単なる参政権記念にとどまらず、雇用機会や教育、医療へのアクセスなど、現在進行中の男女格差問題に目を向ける機会として広く認知されています。政府機関や企業がシンポジウムや啓発イベントを開催するほか、各国のジェンダー平等関連指標が報道で取り上げられることも多く、一日限りの記念行事を超えた継続的な議論の場になっています。
参考リンク
8月26日の他の記念日
8月26日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)