ワンタンメンの日 (記念日 8月27日)

ワンタンメンの日
発売日
1963年(昭和38年)8月27日
発売元
エースコック株式会社
スープ
鰹だし+松茸の香りのタンメンスープ
特徴
ワンタン+細麺の2種食感
キャラクター
こぶた(繁栄の象徴)
販売状況
2024年リニューアル後も継続販売中

「ワンタンメン」という名前に「ン」が三つ並ぶのは偶然ではありません。エースコックの創業者・村岡慶二氏が「『ン』がたくさん付けば運も良くなりそうだ」と考えて命名したのが、この商品名の由来です。1963年(昭和38年)8月27日に発売されたエースコック株式会社の即席麺「ワンタンメン」は、60年以上にわたって食卓に並び続けるロングセラー商品となっています。

開発のきっかけは、麺の食感への着目でした。幅の広いワンタン皮と細い麺を組み合わせることで、ひとつの丼の中に「つるつる」と「もちもち」という異なる食感が生まれます。めんの太さを意図的に変えることで食べ飽きない仕掛けを作った点は、当時の即席麺業界では新しい発想でした。スープ開発にも相当の時間がかかりました。オニオン、ガーリック、山椒、ゆずなど数多くの素材を試した末に行き着いたのが、鰹だしにほのかな松茸の香りを加えたタンメンスープです。ラーメンとワンタン、どちらの味も引き立てる落としどころを見つけるまで、試行錯誤が重ねられました。

発売当初からスープは別添という形式でした。

日清食品の「チキンラーメン」とほぼ同じ時代に生まれ、どちらも現在まで販売が続いている商品として、日本のインスタントラーメン黎明期を象徴する存在といえます。当時まだ珍しかった「スープを後から加える」タイプの即席麺として市場に打って出た点も、この商品の特徴のひとつです。価格競争が激しいインスタント麺市場で60年以上支持されてきた背景には、こうした工夫の積み重ねがあります。

パッケージには長年にわたってエースコックのマスコットキャラクター「こぶた」が描かれています。中国では豚が円満と繁栄の象徴とされており、インスタントラーメンの発祥地にちなんでブタをキャラクターに採用した経緯があります。2024年にはシリーズのリニューアルも行われ、現在も定番商品として店頭に並んでいます。8月27日は「ワンタンメンの日」として、発売日を由来とする記念日になっています。

8月27日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日、大明日
月齢 14.4

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)