青空のためのきれいな空気の国際デー (記念日 9月7日)
- 制定日
- 2019年12月19日(国連総会決議)
- 記念日の日付
- 毎年9月7日
- 初回実施年
- 2020年
- 主導国
- 韓国(共同提案:ブータン他4か国)
- 担当機関
- 国連環境計画(UNEP)
- 年間死者数
- 大気汚染関連 約700万人(WHO推計)
世界で毎年約700万人が大気汚染を原因として命を落としています。これは交通事故死者数の数倍にのぼる数字で、喘息や肺がん、心臓病、脳卒中など多岐にわたる疾患の引き金になっています。世界保健機関(WHO)の調査では、世界人口の9割以上が大気汚染基準値を超える環境に暮らしているとされており、大気汚染はもはや一部地域の問題ではありません。
「青空のためのきれいな空気の国際デー」は、こうした現状に国際社会が正面から向き合うために設けられた記念日です。2019年12月19日、第74回国連総会で決議(A/RES/74/212)が採択され、毎年9月7日を国際デーと定めました。採択は無投票で行われており、大気汚染対策への国際的な合意の広さを示しています。決議を主導したのは韓国で、ブータン、モーリシャス、モンゴル、トルクメニスタンが共同提案国に加わりました。
国際デーの観測は国連環境計画(UNEP)が担当機関として指定されており、気候・クリーンエア連合(CCAC)などの機関と連携しながら毎年イベントを主催しています。初回は2020年9月7日に実施され、「清潔な空気、地球共有の課題」をテーマとして、各国政府や市民社会に対し大気質改善のための行動を呼びかけました。
大気汚染の発生源は工場の排煙や自動車の排気ガスだけではありません。農業廃棄物の野焼き、家庭での固体燃料使用、砂嵐による粒子状物質なども原因として挙げられています。こうした多様な発生源に対処するため、国際デーでは年ごとにテーマを設定し、再生可能エネルギーへの転換、電動車両の普及、クリーンな調理用エネルギーへのアクセス改善など、具体的な政策課題と結びついた啓発活動を行っています。9月7日には各地で空気質の測定結果の公表、政策勧告の発表、市民向けの啓発キャンペーンが実施されます。大気汚染は国境を越えて拡散するため、一国だけの取り組みでは限界があります。この国際デーは、排出量の削減を各国が協調して進めるよう促す場としての役割を担っています。
参考リンク
9月7日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)