キャッシュレスの日 (記念日 毎月10日)
- 制定年
- 2018年(平成30年)
- 制定者
- 一般社団法人日本キャッシュレス化協会
- 認定機関
- 一般社団法人日本記念日協会
- 記念日の日付
- 毎月10日・20日・30日(0のつく日)
- 決済比率(2025年)
- 58.0%(約162.7兆円)
- 2030年政府目標
- キャッシュレス比率65%
2025年、日本のキャッシュレス決済比率は58.0%に達しました。金額にして162.7兆円。わずか10年ほど前は20%台だった数字が、ここまで伸びてきています。この流れを加速させようと、毎月10日・20日・30日が「キャッシュレスの日」に制定されています。
制定したのは一般社団法人日本キャッシュレス化協会で、2018年に日本記念日協会が認定しました。日付は「キャッシュレス=現金ゼロ(0)」という発想から、0のつく日が選ばれています。月に3回、定期的に意識を促すことで、消費者・事業者双方のキャッシュレス化への関心を高めることが狙いです。
現在の決済手段を見ると、クレジットカードが全体の82.7%(約134.6兆円)を占め、続いてコード決済が10.2%(約16.6兆円)、電子マネーが3.7%、デビットカードが3.4%という構成になっています。PayPayをはじめとするコード決済アプリの利用率は過去最高を更新し続けており、スマートフォン一台で買い物が完結する光景は都市部では珍しくなくなりました。一方、消費者の支払い頻度でみると現金が依然として約77%と最多。少額の日常的な支払いでは現金が選ばれる場面がまだ多く、特に中小規模の店舗では導入コストや手数料の問題から対応が遅れているケースもあります。
政府は2030年までにキャッシュレス決済比率を65%、将来的には80%にする目標を掲げています。2025年の4割目標はすでに大きく上回りましたが、次の壁は「使える場所を増やす」ことと「少額決済をどう取り込むか」です。キャッシュレスの日は、そうした課題を月3回、繰り返し社会に問いかける機会になっています。