海老の日 (記念日 9月21日)
- 制定者
- 毎味水産株式会社(愛知県西尾市一色町)
- 日付
- 9月第3月曜日(敬老の日)
- 認定
- 日本記念日協会認定
- 制定の由来
- 海老=長寿の象徴として敬老の日に食べる文化を広めるため
- 創業年
- 1950年(昭和25年)
- 一色町のえびせんべい
- 明治時代なかばから約100年の歴史
腰が曲がり、長いひげをたくわえた海老の姿は、昔から長寿の象徴とされてきました。その縁起の良さと「お目出たい(目が出ている)」という語感を掛け合わせて、敬老の日に海老を食べる文化を広めようと立ち上がったのが、愛知県西尾市一色町の海老専門業者・毎味水産株式会社です。
一色町は明治時代なかばから「アカシエビ」を主原料に使ったえびせんべいの生産が始まった、約100年の歴史を持つ海老の産地です。1950年(昭和25年)創業の毎味水産は、小海老の原料販売からスタートし、輸入・加工・卸売と幅を広げながらこの地の海老産業を支えてきました。その毎味水産が制定し、日本記念日協会に認定されたのが「海老の日」です。日付は9月第3月曜日、つまり敬老の日と同じ日。長寿の象徴である海老を敬老の日に食べることで、日本を支えてきた高齢者への感謝と、末永い健康を祈る気持ちを表現しています。「腰が曲がるまで長生きする」という縁起担ぎが海老に込められているのと同様に、この記念日にも先人への敬意がしっかり織り込まれています。
海老が長寿の象徴とされる理由はいくつかあります。曲がった腰と長いひげが老人を思わせること、殻が赤くなる(縁起色)こと、「目が出ている=芽が出る」として運気が上がる食材とも見なされてきたこと。おせち料理に必ず入るのも、こうした縁起の積み重ねからです。敬老の日にわざわざ海老を選ぶ意味が、改めて感じられます。
愛知県一色町では現在もえびせんべいの製造が盛んで、「一色さかな広場」など地元の直売所では新鮮な水産加工品を手に取ることができます。一色町産のえびせんべいはその薄さとサクサクとした食感で広く知られており、全国各地へ発送する業者も多く、手土産や贈り物としても重宝されています。海老の日をきっかけに、産地の味を取り寄せてみるのもよいかもしれません。大切な人の健康と長寿を願いながら海老を囲む時間は、この記念日が伝えたい温かさそのものでしょう。
9月21日の他の記念日
9月21日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)