ヨーロッパ言語の日 (記念日 9月26日)
- 開催日
- 毎年9月26日
- 制定年
- 2001年12月6日
- 制定機関
- 欧州評議会(閣僚委員会)
- 参加国数
- 欧州評議会加盟47か国
- 欧州の言語数
- 約225言語(世界の約3%)
- EUの公用語数
- 24言語
毎年9月26日は「ヨーロッパ言語の日」です。今世紀中に世界の言語の半数以上が消滅するかもしれない——そんな危機感を背景に生まれた記念日です。
この記念日は、欧州評議会とEUが共同で推進した「ヨーロッパ言語年」(2001年)を締めくくる形で、欧州評議会の閣僚委員会が同年12月6日に制定しました。以来、毎年9月26日に欧州全土で言語学習や多言語主義を啓発するイベントが開催されています。参加国は欧州評議会の加盟47か国に及び、ヨーロッパ内外で講座、クイズ、語学フェアなどの催しが行われます。
ヨーロッパには約225の固有の言語が存在します。これは世界の言語総数のわずか3%に過ぎませんが、その多様性は際立っています。EUの公用語だけでも24言語あり、さらに60以上の地域言語・少数言語が現役で話されています。バスク語のように他のどの言語とも系統関係が証明されていない「孤立した言語」も含まれており、言語学者にとっての謎が今も現役の会話の中に生きています。
2006年のユーロバロメーター調査によると、EU市民の56%が母語以外の言語を話せると回答しました。裏を返せば44%が母語しか話せないことになり、この数字こそが記念日の存在理由を示しています。欧州評議会は「生涯にわたる言語学習」を主軸に掲げ、学校教育だけでなく大人が独学で新しい言語に挑戦することも強く推奨しています。
毎年のテーマイベントも個性的です。EU代表部が各国の早口言葉に挑戦する動画を公開したり、EU公用語で書かれた長い単語を競い合ったりと、堅苦しくなりがちな「言語保護」の議論を身近な遊びに変える工夫が続いています。言語は保存すべき文化財であると同時に、日々使われて初めて生きるものだという考え方が、この記念日の底流にあります。
9月26日の他の記念日
9月26日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)