世界心臓デー (記念日 9月29日)
- 日付固定年
- 2011年(それ以前は9月最終日曜)
- 設立年
- 1999年(初回開催は2000年)
- 発案者
- アントニ・バイェス・デ・ルナ(WHF会長)
- 世界死者数
- 心血管疾患で年間約1,800万人
- 国内患者数
- 約358万1,000人(2023年)
- 参加国数
- 90か国以上
毎年9月29日、世界中で心臓病と脳卒中の予防を呼びかけるキャンペーンが一斉に展開されます。世界心臓デー(World Heart Day)は、心血管疾患が世界最大の死因であるという現実から生まれた国際記念日です。WHO(世界保健機関)によると、虚血性心疾患は世界の死因ランキングで長年にわたり第1位を占め続けており、年間で約1,800万人がこの疾患群によって命を落としています。
この記念日を発案したのは、世界心臓連合(World Heart Federation)の第3代会長を務めたアントニ・バイェス・デ・ルナ氏です。1999年にWHFとWHOが共同で設立を発表し、2000年9月24日に第1回が開催されました。当初はシドニーオリンピックの開催に合わせ、身体活動の重要性を訴えるスローガン「Let it Beat」を掲げてスタートしています。当初は「9月最終日曜日」を記念日としていましたが、2011年からは9月29日に固定され、より広く認知されるようになりました。
日本国内でも心疾患の規模は大きく、厚生労働省の2022年人口動態統計によると、その年の心疾患による死亡者数は23万2,964人に上ります。また2023年の患者調査では、治療を受けている心疾患患者の総数は358万1,000人と報告されており、心臓病は身近な健康問題として多くの人に関わっています。
世界心臓デーには毎年テーマが設定され、世界90か国以上の医療機関や市民団体が参加します。ウォーキングイベント、健診キャンペーン、著名な建物のライトアップなど、各国の文化に合わせた多様な取り組みが実施されます。予防の観点では、禁煙・適度な運動・バランスの取れた食事の三点が主要メッセージとして繰り返し発信されており、これらの生活習慣改善だけで心臓病や脳卒中の発症リスクを大幅に下げられるとされています。
心臓病は「突然起こるもの」と思われがちですが、多くのケースでは長年の生活習慣が背景にあります。この日は世界規模で「自分の心臓に目を向けるきっかけ」として機能しており、毎年のテーマや各国のキャンペーンを通じて、予防の意識を日常へと根付かせることを目指しています。
参考リンク
9月29日の他の記念日
9月29日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)