アダプト・プログラム記念日 (記念日 9月29日)
- 制定者
- 公益社団法人・食品容器環境美化協会
- 協会認定年
- 2024年(日本記念日協会)
- 制度研究会
- 1997年9月29日 第1回開催
- 日本初導入
- 1998年・徳島県神山町
- 稼働数(2024年)
- 全国720以上・47都道府県すべて
「公共の場所を養子に見立て、市民がわが子のように面倒をみる」——そんな発想から生まれたのが、アダプト・プログラムです。アダプト(ADOPT)は英語で「養子縁組をする」を意味し、道路や公園などの一定区画を市民グループが担当して清掃美化を行い、行政がその活動を支援する仕組みです。9月29日のアダプト・プログラム記念日は、公益社団法人・食品容器環境美化協会(食環協)が制定し、2024年に日本記念日協会が認定しました。
この制度はもともと1985年にアメリカのテキサス州で「アダプト・ア・ハイウェイ」として始まりました。ドライバーのポイ捨てによる高速道路沿いのごみ問題を解決するため、企業や団体が一定区間の清掃を引き受ける仕組みとして考案されたものです。
記念日の日付は、食環協が1997年9月29日に「第1回アダプト・プログラム制度研究会」を開催したことに由来します。この研究会には全国の自治体担当者や環境美化の関係者が集まり、アメリカで実績を上げていた制度を日本の実情に合わせてどう普及させるかを議論しました。翌1998年には徳島県神山町で初の導入が実現し、この場での議論と合意形成が、日本全国への制度普及の出発点となりました。その後、食環協は各自治体への働きかけや情報提供を続け、パンフレット配布や先進事例の共有なども積極的に行いながら、導入自治体の数を着実に増やしてきました。
2024年時点では、食環協が把握しているだけで全国720以上のアダプト・プログラムが稼働しており、47都道府県すべてに広がっています。対象となる場所や支援内容は自治体によって異なりますが、清掃用具の提供、活動保険の適用、活動看板の設置などを行政側が担うケースが一般的です。企業、町内会、学校、スポーツチームなど、担い手の顔ぶれも多彩です。
食環協は飲料メーカー団体で構成される公益社団法人で、容器のポイ捨て問題に取り組む立場からこの制度の普及を支援してきました。記念日の制定には、SNSでごみ拾い活動を発信する取り組みと連動し、アダプト・プログラムを国内外に広く知らせる狙いもあります。
参考リンク
9月29日の他の記念日
9月29日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)