カセットこんろとボンベの日 (記念日 10月7日)
- こんろの買い替え目安
- 製造から10年
- ボンベの使用期限
- 製造から7年
- 記念日の日付の由来
- 10年と7年を組み合わせて10月7日
- 認知度
- 買い替え目安を知らなかった人が約9割
- 劣化の主な原因
- Oリング(ゴム製パッキン)の硬化・ひび割れ
- 制定年
- 2023年(令和5年)
防災備蓄として押し入れの奥に眠っているカセットこんろ、最後に使ったのはいつでしょうか。「未使用だから大丈夫」と思っていたとしたら、それは危険な思い込みかもしれません。カセットこんろの買い替え目安は「10年」、カセットボンベの使用期限の目安は「7年」とされていますが、この事実を知らなかった人が約9割にのぼるというアンケート結果があります。10月7日は「カセットこんろとボンベの日」で、一般社団法人日本ガス石油機器工業会(JGKA)が2023年に制定しました。
なぜ使っていなくても劣化するのでしょうか。カセットこんろのボンベ取り付け口には、ガス漏れを防ぐ「Oリング」と呼ばれるゴム製の環状パッキンがあります。このOリングは使用頻度に関わらず時間の経過とともに硬化・ひび割れが進みます。一度硬化したOリングはボンベをしっかりと密閉できなくなり、わずかな隙間からガスが漏れ続ける状態になります。漏れたガスが滞留した室内で点火すると引火・爆発につながるため、見た目では異常が確認できなくても非常に危険です。さらに本体の金属部分にも錆や腐食、バーナー部の変形が生じることがあります。カセットボンベ側も経年で缶の外壁が腐食し、接合部のシールが劣化してガスが漏れやすくなるため、製造年月日から7年が使用期限の目安とされています。古いボンベは点火時や加熱中に予期せぬ爆発が起きるケースも報告されており、製造から10年を超えたこんろと7年を超えたボンベは事故リスクが大幅に高まります。
防災備蓄の観点からも、カセットこんろはとても重要なアイテムです。停電や断水が続く災害時に調理手段として頼りにされますが、いざというときに使えなければ意味がありません。JGKAのアンケートでは、約3人に1人が「災害時にカセットこんろを役立てられる自信がない」と回答しており、備えているだけでなく正しく使いこなせる状態にしておくことの重要性がうかがえます。また、ボンベの備蓄本数についても適切な管理が求められます。
10月7日を機会に、自宅のカセットこんろの製造年と、ストックしているボンベの製造年月日を確認してみてください。本体の底面やボンベの側面に刻印されています。10年以上経過したこんろは新品への買い替え、7年以上経過したボンベは適切な方法での廃棄(穴を開けずに自治体の指示に従う)を検討しましょう。備蓄品は「持っているだけ」でなく「使える状態」であることが、本当の備えです。
参考リンク
10月7日の他の記念日
10月7日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)