アト秒の日 (記念日 10月18日)
- アト秒の定義
- 10のマイナス18乗秒(1秒の10京分の1)
- 電子の公転時間
- 約150アト秒(原子核1周)
- ノーベル賞
- 2023年物理学賞(3氏受賞)
- 制定者
- 東京大学アト秒レーザー科学研究機構
- 認定機関
- 日本記念日協会
- 授与式
- 2025年10月15日
1秒の10京分の1——0.000000000000000001秒。そんな想像を絶するほど短い時間単位が「アト秒」です。原子核を取り巻く電子が1周するのにかかる時間は約150アト秒で、アト秒スケールの光パルスを使えば、これまで「速すぎて見えなかった」電子の運動をスローモーション映像のように捉えられます。化学反応は電子の移動によって進みますが、その瞬間的な過程はこれまで観測不可能でした。アト秒技術はこの「見えない瞬間」を可視化し、次世代の半導体開発・新薬設計・生命科学など幅広い分野での応用が期待されています。宇宙の歴史(約138億年)の対極にある1京分の1秒という超短時間の世界が、いま科学の最前線として注目を集めています。
2023年のノーベル物理学賞は、この技術の開拓者3氏に授与されました。ピエール・アゴスティーニ、フェレンツ・クラウシュ、アンヌ・ルイリエが「アト秒パルス光を発生する実験的手法」で受賞。2001年に250アト秒のパルス列生成に成功して以来、分野は急速に発展しました。
「アト秒の日」は、国立大学法人東京大学のアト秒レーザー科学研究機構が日本記念日協会に申請して制定した記念日です。日付は「10のマイナス18乗秒」にちなみ10月18日とされました。2025年10月15日に記念日登録証授与式が行われています。同機構では、アト秒レーザー光源を幅広い研究者に開放するユーザー施設「アト秒レーザー科学研究施設(ALFA)」の整備を進めており、1980年代末から積み重ねてきた国内研究の蓄積を次世代へつなぐ取り組みの一環として、この記念日が設けられました。
10月18日の他の記念日
10月18日のカレンダー情報
六曜 仏滅
吉日 神吉日、天恩日
月齢 7.5
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)