豆腐ようの日 (記念日 10月24日)
- 制定者
- 豆腐よう協議会(加盟7社)
- 認定年
- 2025年
- 日付の由来
- 「とう(10)ふ(2)よ(4)う」の語呂合わせ
- 原料
- 島豆腐・塩・米麹・泡盛
- 熟成期間
- 4〜5ヶ月
- 別名
- 東洋のチーズ
島豆腐を泡盛と麹に漬け込み、4〜5ヶ月かけてゆっくり熟成させる。出来上がった「豆腐よう」は鮮やかな赤みを帯び、チーズのような濃厚なコクと深みを持つ沖縄の発酵食品だ。1816年に来琉した英国海軍将校バジル・ホールは翌年の著書に接待料理として振る舞われたことを記録し、1832年には琉球の学者・渡嘉敷通寛が「御膳本草」に特徴と栄養を詳述している。文献に残るだけでも200年以上の歴史を持つこの食品を広く知ってもらおうと、沖縄県浦添市に事務局を置く豆腐よう協議会(加盟7社)が「とう(10)ふ(2)よ(4)う」の語呂合わせから10月24日を「豆腐ようの日」に制定し、2025年に日本記念日協会が認定した。
豆腐ようのルーツは中国・台湾の「腐乳」にある。琉球王朝時代の交易を通じて製法が伝わったのち、沖縄の料理番たちは独自のやり方に作り替えた。腐乳が塩漬けで雑菌の繁殖を抑えるのに対し、豆腐ようは泡盛を使う。アルコールが防腐の役割を担いながら豆腐のたんぱく質をゆっくり分解し、腐乳にはない滑らかな食感と独特の風味を生み出した。これが豆腐ようを腐乳と明確に区別する最大の特徴だ。主な原料は島豆腐・塩・米麹・泡盛のみ。シンプルな材料から、これほど複雑な味わいが生まれる点にも発酵食品の奥深さがある。
使用する麹の種類によって色合いも変わる。黄麹なら淡い黄色に、紅麹なら赤みを帯びた仕上がりになる。琉球王朝時代には慶事の着色に紅麹が使われていたことから、紅麹製品のほうが格上とされてきた歴史がある。「東洋のチーズ」とも呼ばれ、たんぱく質が豊富なうえ、紅麹にはコレステロール合成を阻害する成分が含まれているため、健康食品としての評価も年々高まっている。
10月24日の他の記念日
10月24日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)