ビフィズス菌ヨーグルトの日 (記念日 11月1日)
- 制定企業
- 森永乳業株式会社
- 認定年
- 2023年(日本記念日協会)
- 発売日
- 1978年11月1日
- 菌株名
- ビフィズス菌BB536
- 発見年
- 1969年(乳児腸内より)
- 海外展開
- 世界30か国以上で使用
1978年11月1日、「森永ビヒダスヨーグルト」が日本で初めて市場に登場しました。それから45年以上が経つ現在も販売が続くこの製品は、日本で最も長く売られているビフィズス菌ヨーグルトです。その発売日にちなんで11月1日が「ビフィズス菌ヨーグルトの日」となり、2023年に日本記念日協会が認定しました。
開発のきっかけは育児用ミルクの研究でした。母乳で育った赤ちゃんの腸にはビフィズス菌が多く存在することに着目した森永乳業は、1969年に乳児の腸内からビフィズス菌「BB536」を発見。その2年後の1971年には、乳製品へビフィズス菌を応用することに日本で初めて成功しています。
しかしビフィズス菌は酸や酸素に弱く、一般的なヨーグルト菌とは扱い方がまったく異なります。この技術的な難しさを乗り越えて誕生したのが「森永ビヒダスヨーグルト」で、その製造技術は1986年にフランスへ輸出され「BA」として発売、翌1987年にはフランス農事勲章(オフィシェ章)を受賞するほど高く評価されました。
現在、ビフィズス菌BB536は世界30か国以上で使用され、関連する研究論文は290報を超えます。2007年には米国FDA(食品医薬品局)からGRAS認証を世界で初めて取得しました。記念日が制定された背景には、「乳酸菌」と「ビフィズス菌」が混同されやすいという現状があります。スーパーに並ぶヨーグルトの多くは乳酸菌入りですが、ビフィズス菌を配合した製品は一部に限られます。両者は腸内での働きや生息場所が異なりますが、パッケージを見比べる機会は意外と少ないものです。
11月1日は、手に取ったヨーグルトのパッケージ裏を読んでみるちょうどよいきっかけかもしれません。
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