湯たんぽの日 (記念日 11月7日)

湯たんぽの日
制定者
タンゲ化学工業株式会社
日付
毎年「立冬」の日(11月7日ごろ)
同社創業
1932年
湯たんぽ参入
1985年
国内シェア
約3割
年間生産量
約30万個

冬の朝、布団から出られない理由のひとつに「寒さ」があります。その寒さを昔ながらの知恵で和らげてくれるのが湯たんぽです。電気毛布やホットカーペットが普及した今も、湯たんぽの需要は根強く、国内年間生産量は約30万個にのぼります。その湯たんぽ市場で国内シェア約3割を握るのが、愛知県を拠点とするタンゲ化学工業株式会社です。

同社は1932年創業のプラスチック製品メーカーで、もともとはポリタンクやじょうろなど春夏向けの樹脂製品を手がけていました。冬場の主力商材を求めて湯たんぽ事業に参入したのは1985年のこと。ホームセンターの棚でごろごろと転がる湯たんぽを見た当時の会長・丹下忠行氏が「陳列しやすい形にできないか」と発案し、自立する「立つ湯たんぽ」を生み出しました。この独自設計が市場に受け入れられ、今日のシェアを築く礎となりました。

「湯たんぽの日」は、タンゲ化学工業が制定した記念日です。日付は毎年「立冬」の日に設定されています。二十四節気のひとつである立冬は、11月7日ごろにあたり、暦の上で冬の始まりを告げる日。本格的な寒さが訪れるこの時期に、湯たんぽで体を温めてほしいという願いが込められています。

湯たんぽの歴史は古く、中国では「湯婆(タンポ)」と呼ばれ、金属製の容器にお湯を入れて抱いていたのが起源とされています。日本には江戸時代に伝わり、銅や陶器製のものが使われてきました。現代のプラスチック製湯たんぽは軽くて扱いやすく、電気代がかからないため省エネの観点からも再評価されています。寝る前に布団に入れておくだけで、じんわりと体の芯から温まるシンプルな構造は、何百年経っても変わりません。

立冬を迎えたら、今年こそ湯たんぽを試してみませんか。お湯を注ぐだけの手軽さと、電気に頼らないやさしい温かさが、冬の夜をほっとした時間に変えてくれます。

11月7日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 一粒万倍日、神吉日
月齢 27.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)