コピーライターの日 (記念日 11月11日)

コピーライターの日
記念日の日付
11月11日
制定年
2007年(平成19年)
制定者
株式会社宣伝会議
制定の契機
コピーライター養成講座開講50周年
講座開始年
1957年
認定機関
日本記念日協会

「売れる言葉を一行で書く」——そんな仕事を担うコピーライターを50年以上にわたって育て続けてきたのが、株式会社宣伝会議が運営するコピーライター養成講座です。その開講50周年を記念して2007年(平成19年)に制定されたのが、11月11日の「コピーライターの日」です。日付の由来は、「1111」という数字の並びが鉛筆やペンが4本並んでいる様子に見えることから。言葉を生み出す道具を象徴する日付という、いかにもコピーライターらしい発想です。宣伝会議のコピーライター養成講座が始まったのは1957年のこと。高度経済成長期に突入しようとしていた日本で、企業の広告宣伝活動が急速に拡大するなかで生まれた講座です。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌という四大メディアが広告の主戦場だった時代、「どう売るか」よりも「どう伝えるか」を専門に考える人材の育成が強く求められていました。

コピーライターという職業が広く知られるようになった背景には、時代を象徴するキャッチコピーの存在があります。「モーレツからビューティフルへ」(富士ゼロックス、1970年)や「お父さん、もっと頑張って」(サントリー、1980年代)など、一行の言葉が社会の空気そのものを映し出すコピーは、広告の枠を超えて記憶に刻まれてきました。そうした言葉を生み出す職業として、コピーライターは日本の広告産業において独特の存在感を放ってきました。

現在、宣伝会議のコピーライター養成講座は東京・大阪をはじめ複数都市で開講されており、基礎から応用まで段階的にカリキュラムが組まれています。講師陣には現役の第一線で活躍するコピーライターや、広告賞の受賞経験を持つクリエイターが名を連ねており、実践的な指導が特徴です。デジタル広告やSNSが主流となった現代においても、「刺さる一行」を生み出す技術の需要は衰えず、むしろWebコンテンツやキャンペーンコピーの場面で活躍の幅は広がっています。

11月11日という日は、コピーライターという仕事に光を当て直す機会として位置づけられています。記念日に合わせてセミナーや広告作品の展示イベントが開催されるほか、宣伝会議は名作コピーを集めた「日本のコピーベスト500」を出版するなど、言葉の力を後世に伝える取り組みも続けています。4本の鉛筆が並ぶような「1111」の日付に、職人的な言葉の仕事への敬意が込められています。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)