パレットの日 (記念日 11月12日)
- 制定・認定年
- 2020年(日本記念日協会認定)
- 制定者
- 一般社団法人 日本パレット協会
- 日付の由来
- JIS規格「11型」と「12型」のサイズ番号
- 旧記念日
- 8月10日(パ=8、レット=10の語呂合わせ、2007年〜)
- 主要規格サイズ
- 11型:1100×1100mm/12型:1200×1000mm
- アジア規格制定年
- 2012年(アジアパレットシステム連盟)
毎日、スーパーやコンビニに並ぶ商品の多くは、「パレット」と呼ばれる平らな荷役台に積み重ねられて運ばれてきます。フォークリフトで一気に持ち上げられるあの木製や樹脂製の台がなければ、現代の物流は成り立ちません。11月12日は、そのパレットに光を当てる「パレットの日」です。
日付の由来は、パレットのJIS規格にあります。国内で広く使われる「11型(1100×1100mm)」と「12型(1200×1000mm)」のサイズ番号から、11月12日が選ばれました。一般社団法人・日本パレット協会が制定し、2020年に日本記念日協会に認定されました。
実はこの記念日、もともと別の日が使われていました。2007年から日本パレット協会は8月10日を「パレットの日」として自主制定していました。「パ(8)レット(10)」という語呂合わせです。その後、2012年にアジアパレットシステム連盟がアジア共通規格として11型・12型パレットを定めたことを機に、規格番号にちなんだ11月12日へと改められました。語呂合わせから国際規格への移行。記念日の「格上げ」とも言えます。
パレットは物流の世界で「縁の下の力持ち」的な存在です。荷物をパレットに載せて一単位として扱う「パレチゼーション」は、荷役作業を大幅に効率化し、労働時間の短縮にも直結します。近年、物流業界の時間外労働規制が強化されるなか(いわゆる「物流の2024年問題」)、パレットの標準化・普及はドライバーの負担軽減策として改めて注目を集めています。荷物を手作業で積み下ろす「手荷役」をパレットで省力化すれば、1件の配送にかかる時間が大きく変わるためです。
日本パレット協会によると、国内のパレット流通枚数は数億枚規模とされています。木製、樹脂製、紙製とさまざまな素材があり、繰り返し使えるレンタルパレットの仕組みも整っています。同じ規格のパレットが各社間で流通することで、荷物の積み替えが減り、トラックの積載効率も上がります。規格を統一するだけで、サプライチェーン全体の無駄が削れるのです。
普段の生活では目に触れる機会が少ないパレットですが、その標準化の歴史はアジア規模の物流効率化の取り組みとつながっています。11月12日は、普段意識しない物流の「縁の下」に少し目を向けてみる日と言えそうです。
参考リンク
11月12日の他の記念日
11月12日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)