いのちの日 (記念日 12月1日)
- 制定年
- 2001年(平成13年)
- 制定機関
- 厚生労働省
- 活動期間
- 12月1日〜7日(自殺予防週間)
- 相談窓口
- いのちの電話(フリーダイヤル・24時間)
- 運営団体
- 日本いのちの電話連盟
- 電話開設年
- 1971年(昭和46年)、東京で初開設
日本では1998年(平成10年)、年間の自殺者数が初めて3万人を超えました。それ以降、3万人台が続く深刻な状況が続き、厚生労働省は2001年(平成13年)に12月1日を「いのちの日」と定めました。「死について考えること」よりも「生きることへの支援」を軸に置いた自殺対策の一環で、この日から1週間を「自殺予防週間」として位置づけています。
「いのちの日」の柱となるのが、一般社団法人・日本いのちの電話連盟が運営する無料相談電話「いのちの電話」です。精神的な危機に追い込まれ、誰にも打ち明けられずにいる人が、フリーダイヤルの番号に電話をかけると、全国のいのちの電話センターのいずれかにつながる仕組みになっています。この期間中は24時間対応で運営され、利用は無料です。いのちの電話そのものの歴史は古く、1971年(昭和46年)に東京で最初のセンターが開設されました。以来、半世紀以上にわたって「聴く」ことを基本とした支援を続けてきた組織です。
相談電話が担う役割は、専門機関への橋渡しでもあります。話を聴くことに加え、状況によっては医療機関や相談窓口を案内するなど、当事者が次の一歩を踏み出せるよう支えることを目的としています。ボランティアの相談員は一定の研修を受けており、無報酬で電話口に立ちます。
自殺者数は2012年(平成24年)以降、15年ぶりに3万人を下回り、その後も減少傾向が続きました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年(令和2年)には再び増加に転じ、特に女性や若い世代での増加が指摘されました。社会情勢の変化と自殺者数の動向は密接に連動しており、「いのちの日」が果たす啓発の意味は今も変わっていません。12月1日は、数字の背景にある一人ひとりの事情に目を向ける機会として設けられています。
12月1日の他の記念日
12月1日のカレンダー情報
12月の二十四節気・雑節
- 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
- 冬至(とうじ) 12月22日(火)