キャッシュレスの日 (記念日 毎月10日)
- 制定年
- 2018年
- 制定者
- 一般社団法人日本キャッシュレス化協会
- 記念日
- 毎月10日・20日・30日(年35日)
- 名称の由来
- キャッシュレス=現金ゼロ(0)にちなむ
- 制定時の普及率
- 約20%(2018年時点)
- 政府目標
- 2025年までにキャッシュレス比率40%
日本のキャッシュレス決済比率は2018年当時、約20%にとどまっていました。欧米や中国・韓国など主要国が40〜50%超の普及率を誇るなか、現金大国・日本の遅れは際立っていました。この差を縮めるべく、一般社団法人日本キャッシュレス化協会が2018年に制定したのが「キャッシュレスの日」です。同年、一般社団法人日本記念日協会の認定も受けました。
日付の選び方がユニークです。キャッシュレスを「現金ゼロ(0)」と解釈し、0の付く日、すなわち毎月10日・20日・30日を記念日としました。3日×12か月から30日のない2月を引くと、年間35日が「キャッシュレスの日」にあたります。単日の記念日ではなく月に3度繰り返すことで、消費者が日常的に意識する機会を増やす狙いがあります。背景には政府の強い後押しもありました。経済産業省は2018年4月に「支払い方改革宣言」を公表し、2025年までにキャッシュレス決済比率を約40%へ引き上げる目標を掲げました。日本キャッシュレス化協会は2017年11月に設立されており、政府目標と歩調を合わせる形で記念日制定に踏み切っています。なお、政府は2019年10月の消費増税時にキャッシュレス・ポイント還元事業を実施し、普及に大きな弾みをつけました。
協会はキャッシュレスの日にあわせて、積極的に取り組む店舗を「キャッシュレス化推進店」として選定・表彰する活動を展開しています。加盟店がキャンペーンやイベントを実施しやすくする環境づくりも目的のひとつです。現金を持ち歩かなくても買い物ができる利便性と、感染症対策や会計ミス削減といった副次的メリットが重なり、日本のキャッシュレス化は着実に進展しています。