有頂天家族の日 (記念日 12月26日)

有頂天家族の日
原作
森見登美彦の小説(2007年刊行)
アニメ放送
2013年(1期)・2017年(2期)
制作会社
ピーエーワークス
記念日認定
2024年、日本記念日協会が認定
制定式会場
下鴨神社(京都)
由来となる日付
作中「偽右衛門選挙」が12月26日開催

京都の街には、人間に化けた狸たちが今日も闊歩しています。鴨川の河原で人間の大学生に混じって佇む狸、老舗料亭で宴会に興じる狸、そして下鴨神社の糺の森を縄張りとする下鴨一家——TVアニメ「有頂天家族」は、そんな奇妙で愛おしい京都の日常を描いた作品です。原作は森見登美彦が2007年に発表した同名小説で、2013年にピーエーワークス制作によってアニメ化されました。

物語の主人公は、下鴨家の三男・矢三郎。「阿呆の血」と呼ばれる無鉄砲な気性を持つ彼が、人間・狸・天狗という三者が入り乱れる京都の裏社会で巻き起こす騒動を軸に、家族の絆と誇りが描かれます。登場する狸たちはみな人間に化けることができますが、それぞれに個性的で、下鴨家の四兄弟は揃いも揃って何かひとつ抜けているのが愛嬌です。天狗の老師・赤玉先生や謎めいた美女・弁天など、脇を固めるキャラクターも強烈な存在感を放ちます。

作中で重要なイベントとして描かれる「偽右衛門選挙」は、狸界の総大将である偽右衛門(にせえもん)を決める選挙で、12月26日に開催される一大行事です。この日付にちなみ、ピーエーワークスが12月26日を「有頂天家族の日」として制定。2024年に一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定されました。アニメ放送10周年プロジェクトの一環として、クラウドファンディングを通じたファンの熱い支援によって実現した記念日でもあります。

2024年3月17日、アニメの聖地・下鴨神社にて制定式が執り行われ、声優陣も参加しました。

続編「有頂天家族2」は2017年に放送。1期から4年の時を経て、矢三郎たちの新たな騒動と父・総一郎の過去にまつわる謎が描かれ、1期に劣らぬ完成度でファンを沸かせました。森見登美彦の原作小説も幻冬舎文庫から刊行されており、アニメ未視聴の方にも原作から入る楽しみ方があります。「面白きことは良きことなり」という下鴨家の家訓とともに、狸と天狗と人間が織りなす京都の物語は今もなお多くの人に愛されています。

12月26日のカレンダー情報

六曜 仏滅
月齢 17.1

12月の二十四節気・雑節

  • 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
  • 冬至(とうじ) 12月22日(火)