取引所大発会 (年中行事 1月4日)
- 開催日程
- 毎年1月4日(土日祝は翌営業日)
- 歴史起源
- 1878年(明治11年)東京株式取引所開設
- 終日立会
- 2010年から通常日と同じ扱いに
- 対称行事
- 大納会(12月30日頃)
- 株価傾向
- 上昇しやすい(ご祝儀相場)
晴れ着姿の女性が立会開始の鐘を鳴らし、手締めの声とともに日本の株式市場が動き出す。年の始まりを告げるこの光景こそ、「大発会(だいはっかい)」が毎年繰り返す新年の儀式です。
大発会とは、証券取引所が年明けに開く最初の立会い(取引日)のことです。通常は1月4日に行われ、4日が土日祝日と重なる場合は翌営業日に繰り越されます。2026年(令和8年)は1月4日が日曜日のため、大発会は1月5日(月曜日)でした。大発会の名は「大きく発し会う」、つまり大規模に取引を始める日という意味を持ちます。大発会と対をなすのが「大納会」(だいのうかい)で、12月30日前後に行われる一年最後の立会いです。この二つが証券業界の年中行事の要を担っています。
当日は各界からの著名なゲストを招いた手締めや万歳三唱が行われるのが恒例です。東証では、艶やかな晴れ着姿の女性社員や関係者が立会開始の鐘を鳴らす場面が毎年報道されます。この光景は新年を告げる風物詩として、株式市場になじみのない人にも広く知られています。
かつての大発会は「半日立会い」でした。前場(午前の取引)だけで終了し、後場(午後)が休場になるのが慣例で、この形式が長年続きました。しかし東京証券取引所は、2010年1月4日の大発会から終日立会いに変更しました。大発会・大納会ともに特別扱いをやめ、通常の取引日と同じ扱いにする方針です。日本における証券取引の歴史は、1878年(明治11年)に東京株式取引所が設立されたことに始まります。大発会はその頃から年中行事として続き、130年以上の歴史を持ちます。
大発会当日の株価は「ご祝儀相場」として上昇しやすいとされます。大納会で手仕舞いした投資家の買い戻しや、新年への期待感が相場を押し上げることが多いためです。ただし毎年必ず上がるわけではなく、その後の年間相場の先行きを占う日として、市場では特別な注目を集めます。
1月4日のカレンダー情報
1月の二十四節気・雑節
- 小寒(しょうかん) 1月5日(月)
- 大寒(だいかん) 1月20日(火)
- 冬の土用(どよう) 1月17日(土)