Macintosh発売記念日 (記念日 1月24日)

Macintosh発売記念日
発売日
1984年1月24日
発売価格
2,495ドル(約60万円)
日本での価格
698,000円(キヤノン販売)
CPU
モトローラ68000
名前の由来
リンゴの品種「McIntosh」
命名者
ジェフ・ラスキン(初期開発者)

1984年1月22日、スーパーボウルの中継映像に60秒の衝撃的なCMが割り込みました。全体主義国家を思わせる無機質な空間に、色鮮やかな女性ランナーが走り込み、巨大スクリーンへハンマーを投げつける——リドリー・スコット監督が手がけたそのCMは、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」を下敷きにした映像で、既存のコンピュータ秩序への挑戦を予告するものでした。その2日後、1984年1月24日にAppleが世に送り出したのが、初代Macintoshです。

価格は2,495ドル。当時のレートで約60万円という設定でしたが、それまでコンピュータの専門家だけのものとされていたGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を、一般消費者が手に届く形で実現した点が革命的でした。マウスを握って画面上のアイコンをクリックするという体験は、コマンドを文字で打ち込む従来機とはまったく異なる操作体系を世界に示しました。

製品名「Macintosh」の由来はリンゴの品種名「McIntosh(マッキントッシュ)」です。このプロジェクトを立ち上げたAppleの初期メンバー、ジェフ・ラスキンが好きだった品種からとったとされています。開発途中でスティーブ・ジョブズがプロジェクトを掌握し、発売当日のプレゼンテーションでは布製の袋からMacを取り出すと、スピーカーから「Hello.」と肉声に近い合成音声が流れ、会場は大きな拍手に包まれました。

搭載CPUはモトローラ68000、RAMは128KB、画面は9インチのモノクロで解像度512×342ピクセルでした。GUIを先行搭載したApple Lisaは約1万ドルと高価すぎて普及には至りませんでしたが、MacはLisaの技術を凝縮しながらコストを4分の1以下に抑えた点が画期的でした。翌1985年には日本でもキヤノン販売が698,000円で取り扱いを開始し、特にデザイン・DTP業界を中心に熱狂的な支持を集めています。Macintoshの登場はその後のWindowsを含むGUI OS全体の設計思想に影響を与え、「コンピュータは誰でも使えるもの」という概念を世界規模で定着させる契機となりました。1月24日は、画面の前に座ること自体が特別だった時代から、誰もが直感的に操作できる時代への転換点として記憶されています。

1月24日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 不成就日
月齢 5.3

1月の二十四節気・雑節

  • 小寒(しょうかん) 1月5日(月)
  • 大寒(だいかん) 1月20日(火)
  • 冬の土用(どよう) 1月17日(土)