巻寿司の日 (記念日 2月3日)

巻寿司の日
制定者
株式会社あじかん(広島市)
認定年
2011年(平成23年)
認定機関
日本記念日協会
記念日の日
節分の日(年4回)
由来
恵方を向いて巻寿司を丸かぶりすると幸福が訪れる
主な具材
玉子焼・味付干瓢など

「節分は年に一度」と思っているとしたら、それは誤解です。本来、節分は立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指す言葉であり、年に4回あります。「巻寿司の日」は、その4つの節分すべてに設定された記念日です。広島の食品メーカー・株式会社あじかんが制定し、2011年(平成23年)に日本記念日協会が認定しました。

あじかんは巻寿司の具材である玉子焼や味付干瓢などを手がける広島市の食品メーカーです。巻寿司の食文化を広めたいという思いから、この記念日を立ち上げました。

節分に巻寿司を食べる習慣には、江戸時代まで遡る歴史があります。大阪の商人たちが商売繁盛や無病息災を祈願し、太巻きをその年の恵方に向かって丸かぶりしたのが始まりとされています。1930年代には海苔業者や寿司業界の組合がこの習慣を広めるキャンペーンを展開し、関西の食文化として根付かせていきました。

全国的な風習となったのは1980年代後半のことです。大手コンビニエンスストアが「恵方巻」として販売し始めると、それまで関西中心だったこの習慣は瞬く間に全国へと広まりました。今では節分の定番として、スーパーやコンビニに太巻きが並ぶ光景は2月の風物詩になっています。

「恵方」とは、その年に福徳を司る神様「歳徳神(としとくじん)」がいるとされる吉方角のことです。東北東・西南西・南南東・北北西の4方向のいずれかにあたり、毎年変わります。恵方を向いて太巻きを丸かぶりする際には、食べ終わるまで話してはいけないとされています。途中で口を開くと縁起が切れると信じられているためで、一本まるごと食べきることで福を逃さず受け取るという意味が込められています。

巻寿司の日が年4回設けられているのは、本来の節分の意味を呼び戻す試みでもあります。2月だけでなく、5月・8月・11月にも巻寿司を楽しんでほしいという願いが込められています。あじかんは今も広島から巻寿司文化の発信を続け、日本の食卓に季節の節目を大切にする心を届け続けています。

2月3日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日
月齢 15.3

2月の二十四節気・雑節

  • 立春(りっしゅん) 2月4日(水)
  • 雨水(うすい) 2月19日(木)
  • 節分(せつぶん) 2月3日(火)