生パスタの日 (記念日 毎月7日)

生パスタの日
制定団体
全国製麺協同組合連合会(全麺連)
認定年
2017年(日本記念日協会)
記念日
毎月7日・8日
使用する小麦
軟質小麦+卵
茹で時間の目安
約2〜3分
保存方法
冷蔵または冷凍(要低温管理)

乾燥パスタと並べると、生パスタはひと目で違いがわかります。もっちりとした生地の質感、卵を練り込んだ淡い黄色——売り場の「要冷蔵」のラベルが、その鮮度と個性をひと言で伝えています。

生パスタと乾燥パスタの最大の差は、製法と水分量にあります。乾燥パスタはデュラム小麦に水を加えて成形し、乾燥させることで長期保存に対応させたもの。一方、生パスタは軟質小麦に卵を混ぜて打ち、乾燥させずに仕上げます。水分をそのまま保っているため、茹でると小麦と卵の風味がダイレクトに感じられ、弾力のあるもちもちとした食感が生まれます。茹で時間も2〜3分と短く、熱ダメージが少ないぶん素材の持ち味がより活きます。

全国製麺協同組合連合会(全麺連)は、その魅力をより多くの人に知ってもらおうと、「な(7)まパ(8)スタ」の語呂合わせから毎月7日と8日を「生パスタの日」に制定しました。2017年に日本記念日協会から認定を受けた記念日で、7日と8日の2日間で一つの言葉を完成させる遊び心のあるネーミングです。毎月巡ってくるため、一年に24回も生パスタを手に取るきっかけになります。

イタリアでは”pasta fresca”(フレッシュパスタ)と呼ばれ、北部エミリア=ロマーニャ州を中心に家庭料理の定番として長く親しまれています。タリアテッレ、フェットチーネ、ラザニアといった幅広の形状が生パスタには多く見られます。もちもちとした食感がソースをしっかり受け止め、カルボナーラやクリーム系ソースとの相性が特に優れています。

日本では長らくレストランで食べるものというイメージが続いていましたが、冷蔵・冷凍技術の向上とともに家庭向け商品が増え、いまはスーパーでも手軽に買えるようになりました。保存は冷蔵か冷凍が必須で、乾燥パスタのように常温で数年置くことはできません。その短命さが、素材の新鮮さをそのまま皿に届けてくれる証でもあります。