ぜんざい・おしるこの日 (記念日 2月8日)
- 制定者
- 井村屋株式会社
- 認定機関
- 日本記念日協会
- 認定年
- 2024年(令和6年)
- 古来の習慣
- 事八日に「お事汁」で無病息災を祈る
- 語呂合わせ
- 465(し・る・こ)日の語呂合わせ
- 関連記念日
- 10月31日「出雲ぜんざいの日」
「ぜんざい」と「おしるこ」、同じ食べ物のように思えて、じつは地域によって指すものがまったく違います。関東では汁気があるあずきの甘い汁物をまとめて「おしるこ」と呼び、汁気の少ない粒あんのものを「ぜんざい」と区別します。ところが関西では、こしあんの汁物が「おしるこ」、粒あんの汁物が「ぜんざい」です。同じ日本で、呼び名がほぼ逆になるというのは、なかなか面白いものです。
そんな「ぜんざい」と「おしるこ」それぞれの良さと、地域ごとに異なる食文化の奥深さを広く伝えようと、あずき製品で知られる井村屋株式会社が「ぜんざい・おしるこの日」を制定しました。2024年(令和6年)に日本記念日協会が認定した、比較的新しい記念日です。
2月8日という日付には、ふたつの由来があります。ひとつは「事八日(ことようか)」と呼ばれる日本古来の習慣です。2月8日と12月8日は農作業や年中行事の区切りとなる「事」の日とされており、この日にあずきが入った「お事汁(おことじる)」を食べて無病息災を祈る風習が各地に伝わっていました。あずきの赤い色には邪気を払う力があると信じられてきたためです。
もうひとつの由来が、語呂合わせです。10月31日は「出雲ぜんざいの日」に制定されています。島根県出雲では、神在祭(かみありさい)のときに振る舞われた「神在もち(じんざいもち)」がぜんざいの語源とされており、その縁から制定された記念日です。この10月31日から数えて465日後がちょうど2月8日にあたります。465は「し(4)・る(6)・こ(5)」と読め、「おしるこ」の語呂合わせになっています。
三重県津市に本社を置く井村屋株式会社は、あずき製品を専門とする老舗メーカーです。「あずきバー」や肉まん・あんまんでもおなじみですが、ぜんざいやおしるこ、あずき缶詰など、あずきにまつわる製品を幅広く手がけてきました。この記念日が目指すのは、地域によって呼び名も味わいも異なるあずき文化の面白さを、多くの人に知ってもらうことです。
寒さが続く2月8日に温かいぜんざいやおしるこを一杯味わいながら、自分の地元ではどちらの呼び方をするか、その違いを確かめてみるのも楽しいひとときです。
2月8日の他の記念日
2月8日のカレンダー情報
2月の二十四節気・雑節
- 立春(りっしゅん) 2月4日(水)
- 雨水(うすい) 2月19日(木)
- 節分(せつぶん) 2月3日(火)