県民防災の日(秋田県) (記念日 5月26日)

県民防災の日(秋田県)
発生日
1983年5月26日 11時59分
震源
秋田県能代市西方沖約80km
規模
M7.7/最大震度5
死者数
104人(うち津波100人)
津波の高さ
日本海側で10m超
追悼碑
秋田県八峰町「濤安の乙女」像

1983年(昭和58年)5月26日、午前11時59分57秒。秋田県能代市の西方沖約80kmを震源とするマグニチュード7.7の大地震が、日本海沿岸を襲いました。震源の深さは14km。秋田市、青森県深浦町・むつ市で最大震度5を記録し、秋田県・青森県・山形県の日本海側には10mを超える津波が押し寄せました。日本海中部地震と名付けられたこの災害は、国内で104人の命を奪っています。

犠牲者のうち100人が津波によるものでした。当時、「日本海側には大きな津波は来ない」という認識が広く浸透しており、地震発生後も避難行動に結びつかなかったケースが多かったとされています。秋田県の海岸に遠足で訪れていた合川南小学校の児童13人が津波にさらわれて亡くなったほか、港湾工事の作業員や沿岸で操業していた漁業関係者にも多くの犠牲が出ました。

秋田県八峰町の海岸には、この地震と津波の犠牲者を悼む「濤安(とあ)の乙女」像が建てられています。波の安らぎを願って名づけられたこの像は、日本海を静かに見つめるように立ち、訪れる人に災害の記憶を伝え続けています。

秋田県はこの5月26日を「県民防災の日」と定めました。毎年この日には県内各地で大地震を想定した防災訓練が実施され、防災パネル展なども開かれます。日本海中部地震から40年以上が経過した現在も、沿岸部の津波避難タワーの整備や避難経路の見直しが進められています。なお、日本全体の防災に関する記念日としては、3月1日・6月1日・9月1日・12月1日の「防災の日・防災用品点検の日」、6月12日の「みやぎ県民防災の日」、11月5日の「津波防災の日」があります。

5月26日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 神吉日、月徳日
月齢 9.3

5月の二十四節気・雑節

  • 立夏(りっか) 5月5日(火)
  • 小満(しょうまん) 5月21日(木)
  • 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)