源泉かけ流し温泉の日 (記念日 5月26日)
- 日付
- 5月26日
- 制定者
- 野沢温泉源泉かけ流しの会
- 語呂合わせ
- 極上な風呂(5・26)
- 源泉数
- 30余り
- 外湯(共同浴場)
- 13ヵ所(すべて無料)
- 泉質
- 硫黄泉
鎌倉時代、第84代順徳天皇の治世において、皇室が選んだ日本の名湯9ヵ所のうち、わずか3つだけに「御湯(みゆ)」の称号が与えられました。宮城県の秋保温泉(名取御湯)、長野県の別所温泉(信濃御湯)、そして長野県の野沢温泉(犬養御湯)。この「日本三御湯」に数えられた野沢温泉の源泉かけ流しを守る旅館などが「野沢温泉源泉かけ流しの会」を結成し、5月26日を「源泉かけ流し温泉の日」として制定しました。日付は「源泉かけ流し全国温泉サミット」の開催日にちなみ、「ご(5)くじょうなふ(2)ろ(6)」(極上な風呂)という語呂合わせにも重なっています。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
野沢温泉は長野県北部の野沢温泉村に位置し、麻釜(おがま)をはじめとする30余りの源泉を擁しています。麻釜は約90度の熱湯が湧き出す天然の洗い場で、地元の人々が野菜や山菜を茹でる生活の場としても使われてきました。泉質は硫黄泉。慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病などへの浴用効果があるとされ、その泉質の良さは科学的にも確認されています。
この温泉地の最大の特徴は、温泉街に点在する13ヵ所の「外湯」と呼ばれる無料の共同浴場です。温泉街の中心に構える「大湯」は、江戸時代から湯治場として親しまれてきた野沢温泉の象徴的な存在で、すべての外湯が源泉かけ流し。加水も循環もしない、湧き出したままの湯に浸かることができます。外湯の維持管理は地域住民による「湯仲間」という自治組織が担っており、この仕組みは江戸時代から続くものです。観光客も地元の人も分け隔てなく同じ湯に入る。そうした開かれた温泉文化が、800年以上にわたって野沢温泉を支えてきました。
なお、5月24日には大分県竹田市の長湯温泉にちなんだ「長湯温泉『源泉のかけ流し』記念の日」も設けられています。源泉かけ流しへのこだわりが記念日になるほど、日本の温泉文化において「湧き出したままの湯」は特別な意味を持っています。
参考リンク
5月26日の他の記念日
5月26日のカレンダー情報
5月の二十四節気・雑節
- 立夏(りっか) 5月5日(火)
- 小満(しょうまん) 5月21日(木)
- 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)