呉服の日 (記念日 5月29日)
- 制定者
- 全国呉服小売組合総連合会、ウライ株式会社
- 制定・登録年
- 2017年(平成29年)
- 語呂合わせ
- ご(5)ふ(2)く(9)
- 市場規模(最盛期)
- 約1兆8000億円(1980年)
- 呉服の語源
- 中国・三国時代の呉から伝来した織物
- 関連記念日
- 太物の日(2/10)、着物の日(11/15)
「ご(5)ふ(2)く(9)」の語呂合わせから生まれた5月29日の「呉服の日」。制定したのは全国呉服小売組合総連合会と、着物卸売業で国内ナンバーワンシェアを誇る京都・下京区のウライ株式会社です。ウライ制定分は2017年(平成29年)に日本記念日協会に認定・登録されました。和服業界の振興と、より多くの人に和服の良さを知ってもらうことが目的とされています。
呉服という言葉は、中国の三国時代の呉に由来します。呉の国から日本に絹の生地や織り方が伝わり、「呉から来た布」がなまって「呉服」になったとされています。もともとは絹織物を指す言葉で、綿織物や麻織物は「太物(ふともの)」と呼び区別していました。江戸時代には絹を扱う「呉服屋」と、綿・麻を扱う「太物屋」が並立しており、看板に「呉服 太物商」と併記する店もありました。明治以降、日常に洋服が浸透するにつれて普段着としての和服を着る人は減り、太物屋は次第に廃れていきました。現在の呉服屋は、絹・綿・麻の区別なく和服全般を扱う店として定着しており、呉服と太物という言葉の区別は、もはや日常会話ではほとんど意識されません。
着物関連産業は最盛期の1980年(昭和55年)に約1兆8000億円の市場規模を誇り、「2兆円産業」とも呼ばれていました。しかし洋装の浸透と、1970年代以降の業界による高価格化路線が消費者離れを招き、2014年(平成26年)には約3090億円まで縮小しています。呉服の日は、こうした業界の縮小傾向を背景に、和服文化の認知と需要喚起を図る目的で制定されました。
2月10日は「ふ(2)と(10)」の太物の日、11月15日は七五三にちなんだ着物の日です。
5月29日の他の記念日
5月29日のカレンダー情報
5月の二十四節気・雑節
- 立夏(りっか) 5月5日(火)
- 小満(しょうまん) 5月21日(木)
- 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)