エベレスト登頂記念日 (記念日 5月29日)

エベレスト登頂記念日
初登頂日
1953年5月29日
初登頂者
エドモンド・ヒラリー、テンジン・ノルゲイ
標高(通称)
8848m(1954年インド測量局)
山名の由来
測量学者ジョージ・エベレストの名前
チベット語名
チョモランマ(大地の母)
日本人初登頂
1970年5月11日(松浦輝夫・植村直己)

1953年5月29日、世界の登山史に残る瞬間が訪れました。ニュージーランド出身の登山家エドモンド・ヒラリーと、チベット人シェルパのテンジン・ノルゲイが、標高8848mの世界最高峰エベレストの頂上に人類として初めて立ったのです。エベレスト登頂記念日は、この偉業を記念して設けられました。

エベレストという英名は、19世紀にヒマラヤ山脈の測量を指揮したイギリスの地理学者ジョージ・エベレスト(1790〜1866年)の名前に由来しています。彼はインド測量局の長官として現地調査に尽力し、その功績をたたえて山の名前に採用されました。一方、チベット語では「チョモランマ」と呼ばれ、「大地の母」を意味します。エベレストの標高については、長らく8848mが公式とされてきました。この数値は1954年にインド測量局が周辺12か所で測定し、平均して算出したものです。その後も調査は続けられており、1999年にはアメリカの調査団がGPS測量で8850mを発表、2005年には中国の政府機関が8844mという値を示しています。測量方法の違いや地殻変動が数値に影響するとされ、標高論争は現代も続いています。

日本人の登頂は、初登頂から17年後の1970年5月11日に実現しました。登山家の松浦輝夫(1934〜2015年)と冒険家の植村直己(1941〜1984年)が、日本人として初めて山頂に到達したのです。この日は「エベレスト日本人初登頂記念日」として別に記念日となっています。植村直己はその後も極地探検を続けましたが、1984年にマッキンリー冬季単独登頂後に消息を絶ち、現在も行方不明のままです。

シェルパのテンジン・ノルゲイは、1914年にネパール・ヒマラヤのソルクンブー地方に生まれました。登頂成功当時39歳で、その後もネパールとインドで山岳訓練指導者として活動し、1986年に71歳で亡くなっています。ヒラリーはニュージーランドに帰国後、ネパールへの貢献を続け、学校や病院の建設を支援しました。2008年に88歳で死去するまで、ネパールとの深い縁を保ち続けました。

5月29日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 一粒万倍日、神吉日、母倉日
月齢 12.3

5月の二十四節気・雑節

  • 立夏(りっか) 5月5日(火)
  • 小満(しょうまん) 5月21日(木)
  • 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)