古材の日 (記念日 5月31日)
- 日付の由来
- 「こ(5)ざ(3)い(1)」(古材)の語呂合わせ
- 制定者
- 株式会社ヴィンテージアイモク(現:株式会社アステティックスジャパン)
- 本社所在地
- 愛媛県松山市
- 古材の定義
- 1950年以前または築50年以上の古民家産の国産木材
築50年以上の古民家から取り出された国産木材は、現代の新材よりも強度に優れているとご存じでしょうか。長い年月をかけて天然乾燥された古材は、十分に水分が抜けているため収縮や反りが少なく、新築材よりも堅牢です。5月31日は「古材の日」。「こ(5)ざ(3)い(1)」(古材)の語呂合わせから制定されたこの日は、古材の魅力と有効利用について関心を深めることを目的としています。
古材とは、1950年(昭和25年)以前、または築50年以上の古民家から取り出された国産木材のことを指します。戦前の日本では、良質な国産木材が建築の主役でした。新材は高価であったため、古材を再利用する文化も自然に根づいていました。ところが、戦後の建設ブームにより、強制乾燥材や外国産の安価な木材が急速に普及し、国産古材の価値は忘れられていきました。古材の最大の特徴はその強度です。森で伐採された木は、乾燥しきるまでに数十年を要します。古民家の梁や柱として使われてきた古材は、まさにその時間を経た天然乾燥材であり、新材と比べても強度で劣ることはなく、むしろ優れているケースも少なくありません。さらに、経年変化によって生まれた傷や割れ、独特の色合い、温もりのある風合いは、工場で生産された新材には再現できないものです。
この記念日を制定したのは、愛媛県松山市に本社を置く株式会社ヴィンテージアイモク(現:株式会社アステティックスジャパン)です。同社は「古材流通の文化」を創造することを経営理念に掲げ、古民家から古材を取り出して再活用する事業に取り組んできました。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
古民家の解体時に発生する廃材の問題は、現代の環境課題とも深く結びついています。古材を再利用することで廃棄物を減らし、新たな木材の伐採を抑えることができます。資源を循環させるこの発想は、持続可能な社会を実現するうえで非常に理にかなっています。なお、5月30日は「こ(5)みん(3)か=おうち(0)」の語呂合わせから「古民家の日」とされており、古材の日と合わせて古民家文化を見つめ直す機会となっています。
参考リンク
5月31日のカレンダー情報
5月の二十四節気・雑節
- 立夏(りっか) 5月5日(火)
- 小満(しょうまん) 5月21日(木)
- 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)