チューインガムの日 (記念日 6月1日)

チューインガムの日
制定年
1994年(平成6年)
制定者
日本チューインガム協会
由来となった風習
平安時代の「歯固め」(旧暦6月1日)
歯固めの意味
「齢(よわい)を固めて長寿を願う」
ガムの元祖
チクル(アステカ族・マヤ族が300年ごろから使用)

「チューインガムの日」は毎年6月1日。この日付には、実は平安時代の宮廷儀式が深く関わっています。平安時代には旧暦6月1日に、餅や鮑など固いものを食べて健康と長寿を祈る「歯固め」という風習がありました。「歯固め」の「歯」はもともと「齢(よわい)」のことで、齢を固めて長寿を願うという意味合いを持つ儀式です。

この「歯固め」の日にちなんで、1994年(平成6年)に日本チューインガム協会が6月1日を「チューインガムの日」と制定しました。噛むことと健康の結びつきを現代に引き継ぐ記念日として、一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。そもそもチューインガムの歴史は古く、西暦300年ごろのアステカ族・マヤ族にまで遡ります。メキシコ南部から中央アメリカに暮らしていたこれらの民族は、サポジラの木から採れる樹液のかたまり「チクル」を噛む習慣を持っていました。このチクルこそが現代のガムの元祖です。

噛むことには、さまざまな健康効果があります。よく噛むと唾液の分泌が促され、消化を助ける効果があります。脳への血流も増加するため、脳細胞の発達にもよい影響があるとされています。チューインガムは「噛む」という動作を手軽に実践できる食品として、現代でも多くの場面で活用されています。歯並びや顎の発達が気になる子どもから、集中力を高めたいビジネスパーソンまで、幅広い層に親しまれているのはこのためです。

平安時代の宮廷から始まった「噛んで長寿を願う」文化が、形を変えながら令和の今も生き続けているのは、なかなか興味深いことです。唾液の分泌促進や脳血流の増加といった効果が科学的に裏付けられた今、一枚のガムに込められた健康への願いは、千年以上の時を超えて現代人にも届いています。

6月1日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 神吉日、大明日
月齢 15.3

6月の二十四節気・雑節

  • 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
  • 夏至(げし) 6月21日(日)
  • 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)