アイデアの日 (記念日 6月1日)
- 制定者
- サンスター文具株式会社
- 日付の由来
- 創業者・小林三造氏の命日(1994年6月1日)
- アーム筆入れ発売
- 1965年(累計500万個超のヒット)
- 文房具アイデアコンテスト開始
- 1995年(文具業界最長クラスの歴史)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 本社所在地
- 東京都台東区浅草橋
「象がふんでもこわれない」——このキャッチコピーを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。1965年にサンスター文具が発売した「アーム筆入れ」は、ポリカーボネート樹脂製で1.5トンの荷重に耐える筆箱です。テレビCMが話題を呼び、累計500万個を超えるヒット商品となりました。アイデアの日は、そうした奇抜な発想で文具業界を切り開いてきたサンスター文具株式会社が制定した記念日で、毎年6月1日に定められています。日付の由来は同社の創業者・小林三造氏の命日です。1994年6月1日に他界した小林氏は、「何事にも挑戦する」という意志を会社の文化として根づかせた人物でした。その翌年の1995年から、命日にあわせて「6.1挑戦の日」という社内外への記念行事がスタートし、後に一般社団法人・日本記念日協会により「アイデアの日」として認定・登録されています。
サンスター文具が世に送り出したアイデア商品は、アーム筆入れだけではありません。1970年発売の「スパイ手帳」は、当時流行していたスパイ映画の影響もあって話題を集めました。水にとける紙をセットしているという仕掛けが、子どもたちの心をつかみました。1972年発売の「ラブピース」は、黄色いスマイルマークを使った反核平和キャラクターグッズで、ベトナム反戦運動のシンボルとして社会現象になるほどの人気を博しました。
現代も同社のアイデア挑戦は続いています。1995年から毎年開催されている「文房具アイデアコンテスト」(2012年に改称)は、文具業界で最も歴史の長いコンテストのひとつです。商品化を前提とした公募で、一般から寄せられたアイデアを実際の製品として世に出してきました。2020年にはコンテスト自体がグッドデザイン賞を受賞しています。アイデアの日には授賞式が行われ、次世代の「ヒット商品の卵」が発表されます。
サンスター文具の本社は東京都台東区浅草橋にあります。同社はバンダイナムコグループに属しながら、文具・雑貨メーカーとしての独自路線を維持しています。公式サイトでは「毎日を変える 特選アイデア文具」として定番商品や新商品が紹介されており、アーム筆入れは現在も「NEWアーム筆入」として販売が続いています。60年以上にわたって愛され続けるロングセラーは、アイデアが時代を超えることを証明しています。
6月1日の他の記念日
6月1日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)