無痛分娩を考える日 (記念日 6月2日)
- 日付の由来
- 「む(6)つう(2)」(無痛)の語呂合わせ
- 制定団体
- 日本無痛分娩研究機構(JOLAR)
- 記念日認定年
- 2021年(令和3年)
- 無痛分娩普及率(2022年)
- 全分娩の約8.6%
- 無痛分娩実施施設数(2024年)
- 787施設/全分娩施設1,948施設中
日本では2022年時点で、全分娩に占める無痛分娩の割合は約8.6%と報告されています。フランスやアメリカでは7〜8割前後の産婦が無痛分娩を選択しており、日本との差は依然として大きい状況です。一方で、数字は年々上昇しており、2023年には13.8%に達したとのデータもあります。そうした急速な普及を背景に、安全性と情報提供の充実を目的として設けられたのが「無痛分娩を考える日」です。
毎年6月2日がその日にあたります。「む(6)つう(2)」と読む語呂合わせに由来しており、静岡県浜松市に本部を置く一般社団法人・日本無痛分娩研究機構(JOLAR)が制定しました。2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
JOLARが特に重視しているのが「無痛分娩リテラシー」という概念です。患者に日々の臨床現場で説明を行う医療従事者こそが、無痛分娩に関する正確な知識を身につける必要があるという考えに基づいています。同研究機構は、無痛分娩に関する情報提供のほか、市民公開講座や交流会などのイベント企画・運営、書籍の制作・販売、研究会の実施といった事業を展開しています。
普及が進む一方で、日本では無痛分娩を実施できる施設の確保が課題とされています。麻酔科医の不足や、分娩施設全体の減少が主な要因です。2024年の調査では、国内の分娩施設1,948のうち、無痛分娩を実施しているのは787施設にとどまっています。医療事業者の臨床・教育・研究の発展に寄与することを目的にこの記念日が設けられた背景には、こうした現状があります。各関係学会と団体が連携して安全性向上のための活動を続けている状況も、この記念日を通じて広く知られることが期待されています。
6月2日の他の記念日
6月2日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)