測量の日 (記念日 6月3日)

測量の日
測量法公布
1949年(昭和24年)6月3日
記念日制定
1989年(平成元年)・建設省・国土地理院など
伊能の出発日
1800年(寛政12年)4月19日(蝦夷地)
総歩行距離
約4万km(地球一周分)
地図と測量の科学館
茨城県つくば市(国土地理院運営)

1949年(昭和24年)6月3日、日本の測量制度の根幹をなす「測量法」が公布されました。基本測量・公共測量の定義を整理し、測量を正確かつ円滑に行うための法的基盤を初めて確立した法律です。その公布から40周年を迎えた1989年(平成元年)、建設省(現:国土交通省)や国土地理院などが6月3日を「測量の日」と制定しました。測量・地図への理解と関心を広く社会に根付かせることを目的としています。

日本の測量史を語るうえで欠かせない人物が、江戸時代の伊能忠敬(1745〜1818年)です。49歳で家業を息子に譲って江戸へ出た伊能は、本来の目的であった「地球の大きさを測る」ために天文観測と歩測を組み合わせた精密な測量術を独学で習得しました。1800年(寛政12年)4月19日、55歳で蝦夷地(北海道)の測量に出発。この日が後に「地図の日(最初の一歩の日)」として記念されています。以降17年間にわたって全国を歩き続け、総歩行距離は約4万キロメートルに達しました。地球を一周できる距離に相当します。

伊能の没後、弟子たちの手によって1821年(文政4年)に完成した「大日本沿海輿地全図」は、当時の世界水準と比較しても驚異的な精度を誇りました。後に来日した外国人測量士がその正確さに驚嘆したという記録も残っています。伊能忠敬が切り開いた近代測量の精神は、測量法という形で現代に受け継がれています。

「測量の日」には、国土地理院のPRキャラクター「マッピーくん」が各種啓発活動に登場します。誕生日がこの6月3日に設定されており、地図と科学が大好きな男の子として描かれています。また、国土地理院が運営する「地図と測量の科学館」(茨城県つくば市)では、毎年6月に「測量と地図のフェスティバル」を開催。ゲーム感覚で地図や測量の仕組みを体験できる施設として、親子連れを中心に広く親しまれています。

6月3日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日
月齢 17.3

6月の二十四節気・雑節

  • 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
  • 夏至(げし) 6月21日(日)
  • 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)