ローメンの日 (記念日 6月4日)
- 記念日の日付
- 6月4日(む・し=蒸しの語呂合わせ)
- 制定者
- 伊那ローメンズクラブ(1997年発足)
- 認定機関
- 一般社団法人 日本記念日協会
- 発祥の店
- 中華料理店「萬里」(伊那市)
- 考案年
- 1955年
- 提供店舗数
- 伊那市周辺 約90軒
蒸した太麺を羊肉とキャベツで煮込む——ラーメンでも焼きそばでもない、この不思議な料理は1955年に長野県伊那市の中華料理店「萬里」の店主・伊藤和弌が考案しました。当時まだ冷蔵庫が普及していなかった時代、麺の保存性を高めるために蒸したのが始まりです。地域の羊毛産業で手に入りやすかったマトンと地場産のキャベツを組み合わせたことで、既存のどの料理とも違う独自の一品が生まれました。名称は当初「炒肉麺(チャーローメン)」でしたが、口コミで広まるにつれて「チャー」が取れ、「ローメン」として定着しました。現在、伊那市内とその周辺では約90軒の飲食店が提供しており、地域のソウルフードとして老若男女に親しまれています。
ローメンにはスープを加えて汁麺として仕上げる「スープ風」と、スープを使わずに炒めて仕上げる「焼きそば風」の2種類があります。同じ店でも注文時にどちらか選べることが多く、スープ風はマトンの旨みが溶け込んだ温かい一杯として、焼きそば風は麺の歯ごたえと香ばしさが際立つ一品として楽しめます。味つけもソースや醤油など店によって異なるため、食べ比べる楽しさもあります。
6月4日の「ローメンの日」は、「む(6)し(4)」の語呂合わせ——つまりローメンの特徴である「蒸し麺」にちなんで設定されました。1997年に発足した伊那ローメンズクラブが制定し、日本記念日協会に「ローメン記念日」として認定・登録されています。毎年この日には加盟店でサービスが行われるほか、ローメンマップの作成やスタンプラリーなど、全国へのPR活動が展開されています。
マトンの独特な風味が苦手という人も多い一方、一度ハマると病みつきになるという声も絶えません。伊那を訪れた際にはぜひ両スタイルを試してみてください。
6月4日の他の記念日
6月4日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)